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カラダシホン日記

主に食べることと、生き方のブログです。

日本はがん大国?がんで亡くなる人は「三人に一人」!どこまでがんを恐れるべきか?

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以前も書きましたが、私は必要以上にがんを恐れているようです。背景には、家族ががんサバイバーであることや、身近な友人たちでがんで亡くなる人を何人も見てきたことがあるのだと思います。今回、生命保険の見直しを考えた際に、やはり「がん保険」だけはどうしてもつけなきゃならないという気持ちになりました。まだがんになってもいないのに、超高濃度ビタミンC点滴が受けられるように、高額な費用を賄える保険を探したりしました。
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ちょっと恐れすぎ?ですよね。かえってそのストレスががんを招きますね。負の「自己達成預言」が怖いです。しかし、保険見直しのお勉強をする中で、リスクを正しく評価することの価値を学びました。しっかり調べてみると、がんのリスクがどれほど高いのか?統計だけでは見えない真実があることが分かります。今日はそんなお話です。

「2人に1人」はがんになる!

「2人に1人」ががんになり、亡くなるのは「3人に一人」という有名なコピー。全国日本健康保険協会が謳っています。参考:【がん】 日本人の2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで死亡しています | 健診・保健指導のご案内 | 全国健康保険協会

これを真に受けると、恐ろしくなり、がん保険をできるだけ厚くしなければと考えてしまいそうになります。しかし、冷静に考えると、「2人が1人」がんになるというのはどういう意味だろう?と疑問になります。確かに、家族や友人が、がんになったときのインパクトは激しかったですが、冷静に考えてみると、そんなに周りにがんの人がゴロゴロいるわけではありません。日本の人口1億2000万なのに、6000万人ががんというわけではないですね。参考:1、がんは2人に1人かかる。この意味が理解できません。 - 2、悪性新生... - Yahoo!知恵袋

ここで大事なのは統計のトリックに翻弄されないことです。優れた記事がアップされていました。

統計のからくり

「「2人に1人がガンになる」のはいったいいつだろうか? 現在30歳の人なら、男性は50年後の80歳で42%、女性は50年後の80歳から天寿を全うするまでの間の46%である。


そもそも日本人の平均寿命は男性80歳、女性86歳で、死亡の確率が半分になる頃とほぼ一致する。ガンは身近な病気とはいえど、「2人に1人」の確率になるのは、ほかの要因も含めて死亡のリスクが高まる世代になってからである、というのは知っておきたい。」

引用:「2人に1人はガンになる」という通説の誤解 | 健康 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

確かに年代を考慮しなければ、全国民の「2人に1人」ががんというのは正しいのです。しかし、年齢別にみていくと、がんが発症する確率がグンとあがるのは、まさに寿命を迎えようとした時期であることが分かります。がんは、老化に伴う病気だと言われるのは、こういうわけです。ということは「2人に1人」ががんになるという情報に左右されて、若いうちから「がん保険」に手厚く入るというのは、統計上では意味がない?ことになります。

今回、保険見直しのために、多くの保険を調べましたが、若いころにはがん保険も格安ですが、中高年になってからの保険料は非常に高い。しかも、60代以降、がん保険の保障はガックリ下がることになっています。それも当然ですね、がんで亡くなるリスクが上がるにつれて、保険料は高額になるのです。

定年を迎えてから、一番必要な時期に、医療特約・がん特約が出ないことに不安を感じ、特約部分を一括で支払う人もいるようですが・・・。このからくりを知ると、あえてそこまですべきか考えますね。いくら大金を積んでも「老化」を食い止めることができないように、がんを恐れてもしょうがないということなのでしょう。ここまでくると、あえてがんと闘うなという近藤誠氏の意見も説得力を帯びます。

どうせ死ぬなら「がん」がいい (宝島社新書)

どうせ死ぬなら「がん」がいい (宝島社新書)

恐ろしいのは、若いときに致死的ながんで命を落とす人のことですが、これは、もうレアケースなのだということです(30代~40代でがんになる可能性は0.5%・50代でも2%なのだそうです。50%にはなりません。)もちろん、レアな一人になることは十分あり得るんですけどね。それなら交通事故にあうリスクや、ほかの病気で死ぬリスクとあまり変わらないのかもしれません。そうすると、がんを必要以上に恐れる必要はないと言えるのかもしれません。

日本人は「がん」以外のリスクが極端に低い

日本人のがんのリスクが高いのは、それ以外の死因となるリスクが低いから、という見方もできるようです。「心配学」の島崎氏は「がんで亡くなるのは3人に1人」の背後にある「事実」に注意をひいています。

「日本の癌患者がなぜこれほど多いのか、最大の理由は、日本では癌以外のリスクが排除されていることにあります。・・・病気以外の事故や犯罪や食中毒やテロなどの発生も低く抑える努力がなされており、冷蔵庫の普及や流通の発達によって昔ほど塩辛いものを食べずに済んだり、さまざまな規制や技術によって公害も抑えられたりしています。 このように大部分の病気の治療体制が整い、病気以外のリスクも十分に下がった結果、日本では癌が目立つようになったのです。」


「癌は、年齢が上がるにつれて、罹患率が高くなります。五〇代ぐらいから上がり始め、六〇代、七〇代でかなり上昇します。それより前に死んでしまった場合、癌の確率はあまり高くないということです。日本は世界有数の長寿国です。一方で、発展途上国は先進国ほど平均寿命が長くありません。先進国に比べて、病気や事故、犯罪、公害などのリスクが低く抑えられていないからです。したがって、これらの国に住んでいる人の多くは、「癌になる年齢まで生きられない」というのが実態」


引用:心配学~「本当の確率」となぜずれる?~ (光文社新書) 島崎 敢

すごい説得力です。ここまでくると、がんを恐れて生きるというのは「がん保険」のマーケティングに踊らされているだけではないかと思えてしまいます。

まとめ

「恐怖」は人の理性的な判断を奪ってしまいます。改めて、自分の感じているがんに対する恐怖が「現実」に基づいたものなのか?それとも、想像上のものなのかを吟味させられました。がん保険に関しては、改めてしっかり、今の自分の考えを記録しておきたいと思っています。

参考にした本

心配学?「本当の確率」となぜずれる?? (光文社新書)

心配学?「本当の確率」となぜずれる?? (光文社新書)

「心配学」に学ぶバランス感覚!「食品添加物」はどれくらい摂ると危険なのか?相対するリスクを評価する。

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最近、食品添加物の本を何冊か連続で読んでいました。う~む、調べれば調べるほど、食べれるものが無くなりますね。

これを食べてはいけない―――「安心」と「健康」の教科書 (知的生きかた文庫)

これを食べてはいけない―――「安心」と「健康」の教科書 (知的生きかた文庫)

保存料や食品添加物を避け続ける生活はストレスフルです。以前、内海氏の本を読んでいても同じような気持ちになりました(参考:★★★☆☆これでは食べられるものがなくなってしまうなぁ、(書評)「トクホを買うのはやめなさい」 内海聡 竹書房新書 - カラダシホン日記

そこで「食品添加物」ってどれほど気を付けたらよいのか?に関して、指針となりそうな情報源がありましたので、コメントをご紹介し、私の意見を述べてみたいと思います。「心配学」の島崎氏によるコメントです。「心配学」って面白いですね。

食品添加物はどれくらい摂ると危険なの?

「心配学」は相対するリスクを比較します。この考え方はバランスをとるのに役立ちます。どんな選択もある種のリスクを内包しています。

「食品添加物のリスクを心配しすぎると、今度は別のリスクを負うことになります。ほとんどの食べ物は放置しておけば腐ります。腐った食べ物を食べれば、お腹をこわしてしまいます。一方、食品添加物の中には、腐敗を抑えてくれるものがあります。腐敗を抑える食品添加物を使わなければ、食中毒のリスクが上がることになります。したがって、自分にとってのリスクを考える場合は、食品添加物が身体に影響を与えるリスクと、食品添加物によって抑えられている食中毒のリスクを天秤にかける必要があります。」

食品添加物が入ったものを一切食べないと決めると、最悪、食べるものが不足して栄養失調になるかもしれません。何も食べなければ、食品添加物を口にするリスクは減りますが、食べないことによるリスクは大きなものになります。島崎氏が挙げている例のように、食品添加物は「腐敗」を防ぐ目的で入れられることがあります。食品添加物が入っていないゆえに、腐敗したものを口にしてしまうとより大きなリスクを負うことになるかもしれません。(これは農薬などにもいえます。また、腐敗を防ぐ「塩」などに関してもいえるそうです。興味深いですね。)

結局のところは、このリスクの比較。自分がどちらのリスクをどれくらい許容できるのか?という話なのです。基準をどこに持つのか?という話。自分ですべての食品と、食品添加物を調べて、一品ごとに吟味できる人は少ないでしょう。

食品添加物の許容量とは

食品添加物の許容量は「食品安全委員会」によって定められていると言います。この食品安全委員会によって食品添加物をどれほど含めるか、どれほど安全か?が検討されます。参考:添加物専門調査会

「「食品安全委員会」を検索してみると、内閣府の組織であること、二〇〇人ほどの専門家が所属していること、実験などをやるのではなく国内外の研究情報を取りまとめて評価を行うらしいことがわかります。  その食品安全員会では、それぞれの食品添加物について、「一日摂取許容量(ADI)」という値を算出しています。そして、スーパーなどで一日分の食品を購入し、全体の中に含まれる食品添加物の合計量を調べる「マーケットバスケット方式」という方法によって、食品添加物の総量がADIを超えないかどうかを検証しています。  

ADIは、前述した「大雑把に」「できるだけ安全に」算出されます。つまり、動物に食品添加物を摂取させて、その動物の健康に影響が出ないギリギリの量を調べ、人間と動物の差を考慮して一〇分の一にして、さらに人間の個人差を考慮して一〇分の一にした値をADIとして定めます。」

以上のように、我が国においての食品添加物の基準を考えると、島崎氏は「長期的に毎日摂取しても影響が出ない量の、さらに一〇〇分の一が上限なのですから、基本的にはほとんどこわがる必要のないものなのです。」とまとめています。ここまで考えたり、調査したりすることなく、私たちは食品添加物を怖がり、避けますが、その一方でもっと大きなリスクに気づかずにいるということもあるものです。

「あえて」島崎氏は、自分で「検索」できる範囲で、考える材料を提供しています。

島崎氏は、栄養学者ではありませんから、この意見が栄養学者たちにどれくらい受け入れられるかは別として、私も、どれほど自分でしっかり調べた根拠に基づいて、健康法を選んでいるかを考えさせられます。健康法・食養生に関しては、百人百様の意見があります。無作為に意見を取り入れるだけでは、荒波にもまれる小さなボートのようになってしまいます。こと、自分の体に関しては、自分で責任を持たねばなりません。

まとめ

結局のところ、たどりつくのは「ほどほど」という考え方です。知れば知るほど、尖りが削れて、丸くなってしまいますね^^
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食品添加物に無頓着ではいけません、でも、あまりにも神経質になりすぎると逆にそのストレスが心身を病んでいきます。「適度」に気にするというくらいが良いのでしょうね。「適度」って難しいけれど・・・。

私の場合だと「糖質の摂りすぎ」と「オメガ6系の油やトランス脂肪酸の摂りすぎ」を抑えようと思えば、だいたい、良いレベルに落ち着くようです。食品成分ごとに、細かく、摂取したり、避けたりするのは難しいので、自分なりの「原則」を決めておくとよい気がしています。

参考にした本

心配学?「本当の確率」となぜずれる?? (光文社新書)

心配学?「本当の確率」となぜずれる?? (光文社新書)

MEC(肉食生活)を始める前に!知らないと危険な「肉の食べ方」を知ろう。

私が、糖質制限を挫折しないで成功できたのはMECに出会ったおかげです。とはいえ、MECになると、極端なほど「肉食生活」に入りますので、知っておかなければならない点もあります。私としては「こんなに肉ばかり食べて大丈夫だろうか」という点ばかり気になってしょうがなかったのですが(参考:MEC(肉・卵・チーズ)生活を続けて「大腸がん」にならないか、ちょっと不安。 - カラダシホン日記)・・・肉を食べてよいか、肉を食べてはいけないかではなく、「肉の食べ方」が大事だったというのに、今になって気づきました。

過去の自分を思い返して、これから、MECを始める人に役立つように書き残しておきます。

「肉の食べ方」が大事

大阪王将 若鶏の唐揚 400g 冷凍

MECを始めた当初は、お肉が大好きな私は、舞い上がってしまい、お肉だったらなんでも食べてよいんだ~と勘違いしました。しかし、お肉とはいえ「食べ方」を誤ると危険なものになります。参考になる情報として、丸元氏はH.L.ニューボールド医博の「肉の食べ方」の注意点を紹介しています。「悪い食事とよい食事」(新潮文庫 P94~96)から引用しながら紹介したいと思います。

大まかにいえば、この二点が大事です。

1:肉は新鮮で古くなっておらず、保存料が加えられていないこと。
2:酸化された肉・脂肪に気を付けること。

ひとつずつ考えてみましょう。

「加工肉」を避ける

「肉は新鮮で古くなっておらず、保存料が加えられていないこと」を簡単に言えば「加工肉」を避けるということです。ハム・ソーセージ・ウインナー・ハンバーグ・ミートボール等、加工されていてスーパーで売られているようなお肉はほとんど保存料・添加物漬けになっています。糖質を避けたとしても、加工肉ばかり食べていたら、大腸がんのリスクは小さくないかもしれません。

以前、内海氏の本を読んでから、私も、この点は多少気を付けています。
参考:食べてはいけない肉に注意(本物ではない、加工肉、成形肉に注意!) - カラダシホン日記

脂肪の摂りすぎに気を付ける

お肉からタンパク質を摂るのはとても大事ですが、脂肪を摂取しすぎないように気を付ける必要があります。特に「酸化」された肉や脂肪は危険です。空気にさらされて古くなった肉はすでに「酸化」されています。それを、さらに油で揚げて時間がたつと、ダブル「酸化」となります。気を付けなければならないのは、から揚げやトンカツなどの「お惣菜」です。
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というのも、MEC生活を始めてすぐに、私は、から揚げが大好きなので、毎日のようにから揚げを食べていたからです。「お肉だからいいんだ!」と主張していました。今考えると、お肉の脂肪+揚げ油というオメガ6の摂りすぎ、しかも、酸化された油の摂りすぎが盲点でした。

丸元氏は、脂肪の摂りすぎが肝臓に大いに負担をかけると警告していました。

「肉自体に脂肪があるうえに・・植物油が加わるのだから、脂肪の摂り過ぎにならないほうがおかしい。もしもこういう食事を毎日続けている人がいるとしたら大変な負担が肝臓にかかってくるはずである」(P86)


「肉には分離できない形で脂肪が入っているが、これを主要な蛋白源にしているとどうしても脂肪の摂りすぎになる」(P86)

もっともです。言い返すこともできません。

人類はもともと肉食なんだという主張には、かなり頷けるところはあるとはいえ、原始の生活には「揚げ物」は無かったということを忘れるわけにはいきません。焼いて食べたかもしれませんが、油を熱して揚げて食べたとは考えられません。油(脂肪)は貴重なものであり、人は油を自然に欲します。

油を用いて、お肉(脂)を美味しく調理する方法を人類は開発しましたが、これは諸刃の剣です。以前、農耕生活が始まり「白米が主食になり」人類の短命が始まったという面白い本を読んだわけですが、それと同じように、油で揚げるという独自の方法を生み出したことが、万病のもとになっています。美味しさを追求する人類の歩みは危険ですよね。
参考:説得力のある異質の糖質制限本【書評】白米が健康寿命を縮める~最新の医学研究でわかった口内細菌の恐怖(花田 信弘) - カラダシホン日記

揚げ物の危険は、ほんと最近、しっかり意識するようになったんです。
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「肉」はそんなに食べられない

丸元氏は「生肉」なら栄養的に問題ないと述べています。もっとも、生では食べたくありませんが。エスキモーは肉を食べて健康であるというのは、よく言われる肉食生活の根拠ですが、揚げた肉を食べているわけではありません。

焼いたり、揚げたり、保存できるようにしたりして初めて、肉が美味しいと感じ、いくらでも食べたいと感じます。そもそも、これが無いとしたら「肉」は美味しいでしょうか。糖質たっぷりの「衣」がなかったら、例えば、トンカツ・から揚げ等に「衣」が無ければ。糖質たっぷりの甘いタレ・ソースなどが無ければ。お肉をたくさん食べることは不可能です。

本気でMECを実践するなら、調味料などに含まれている糖質や、衣に含まれている糖質もしっかり吟味し、同時に、酸化された油(揚げ物など)を避けるようにしていく必要があるはずです。

そうすると、食べられるのは自家製「サラダチキン」くらいか・・・(涙)

お分かりの通り、この記事はMEC批判ではありません。肉なら何でも良い!と思っていた、過去の自分を戒めたいのです。

この観点でしっかり、情報を集めれば、断糖の荒木氏や西脇氏は、脂肪を含まない赤身肉を中心に、味付けもかなりあっさりしたお肉料理などを食べていることに気づきます。参考:「断糖食」の荒木裕氏が私の糖質制限人生の最初の師だった、という話。でもちょっと厳しいよね。 - カラダシホン日記

自分勝手に解釈した、自己流の食事療法は危険だと改めて感じました。ちなみに丸元氏は穀類と豆類を食べ合わせることで、必須のアミノ酸がとれると主張し続けてきました。確かに様々な国の伝統食は、この組成になっているものが多いです。そしてタンパク質は不足していなかった・・ということも覚えておきたいですね。ご飯(玄米や五穀)+味噌汁・豆腐・納豆・魚という和食が一つの「解答」であるというのも、悔しいですが(笑)事実のようです。

肉だけでタンパク質を摂るのではなく、魚や豆類などを上手に活用する大切さがわかります。このようにして、なんだかんだと、人はフツーの食事に戻っていくのかもしれませんね。

まとめ

糖質<タンパク質に注意が向きすぎて、「肉の食べ方」にはまったく無頓着だったのは、MEC生活においてかなり大きな手落ちだと思います。

それなら、一汁一菜の生活の方が、どれほど健康的かわかりません。知れば知るほど、食事は奥が深く面白い反面、怖いよな~とも思うものです。ある程度続けてみないと体に及ぶ影響もわかりませんしね。不完全な知識で突っ走る危険を感じます。(そもそも、時代によって大いに推奨されるものも異なり、後になって、間違いが分かるものもあります。油論争なんて、その最たるものですよね。)

参考にした本

悪い食事とよい食事 (新潮文庫)

悪い食事とよい食事 (新潮文庫)

かなり前に丸元氏の本をたくさん読んで勉強しました。その時は、あまり気にしていなかったけれども、今になって読み返すと役に立つ部分があります。今回、考えた「肉の食べ方」もその一つです。

ちなみに丸元氏は「食道がん」で亡くなってますので、これだけ、健康に気を付けた方ががんで亡くなるのはつらいですね。(アツアツの味噌汁が大好きだったからとか、それまでの生活の不摂生のつけとか、いろいろな説がありますが、食養生だけですべての病気が解決できるわけではないということも覚えておきたいですね)

「糖質アレルギー」なんてあるの?「糖質」が体に合わない人(私)というのが確実にいる!

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私自身の経験から、実は「糖質」が体に合わない人がいるのではないかと思っています。奥さんからは、よく「今まで、糖質アレルギーだったんじゃないの」と言われます。そんなのってあるのかな?と思っていましたが、最近読んだ西脇氏も同じタイプのように感じました。

「糖質」に反応する体

「僕は、糖質をとると、頭がぼ~っとして体がだるくなるだけではなく、喉の内側がむくんで詰まるような感じがします。蕎麦アレルギーなどと同じように、炭水化物に反応して喉の粘膜に浮腫が起こっているのだと考えられます。・・・子供のころから、ご飯を食べると喉に詰まったような感じがしたり、眠くなったりして、いやだなぁと思っていました。」(ガンが消える!KKベストセラーズ 西脇俊二 P103)

私も西脇氏と同じように「喉に詰まったような感じ」が慢性的にありました。食事のあとはだいたい、その感じだったので、糖質制限を行なって初めて、爽快な状態を味わいました。今でも、たまにお付き合いで糖質を食べますが、食べ過ぎると「喉の詰まった感じ」が復活します。

遅延型フードアレルギー?

その「不調」、あなたの好きな食べ物が原因だった? 遅発型フードアレルギー

その「不調」、あなたの好きな食べ物が原因だった? 遅発型フードアレルギー

通常のアレルギーは、食べてからすぐに起こるので、食べ物と症状が結びつきやすいですが「遅延型」の場合は、食べてから数時間~24時間などの時間をおいて不快な症状が現れるようです。通常、穀類など主食級のものはアレルギーにはなりにくいのですが、私の場合は「糖質」を食することで、不快な症状が表れている気がします。(糖質が、フードアレルギーとみなされることが無いのか調べましたが、ネット上では逆に、MEC食を続けて卵アレルギーになった‥のような例しかヒットしませんでした。)

とはいえ、こと自分の体に関しては「論より証拠」です。何を食べると、どう反応するかくらい自分で分かります。

糖質制限で改善した体調

私の場合は、本当に糖質制限があっていたのだと思います。(私の場合はというのは、妻は糖質を食べてもなんともないからです。)

ほとんど、毎日、軟便状態だった腸が改善しました。小学生から30代までずっと、過敏性腸症候群と病名がつけられそうな状態でしたが、糖質制限を行なってから、便の状態が変わりました。具体的に言えば、トイレットペーパーの量が激減しました。汚い話ですが、軟便なので、なかなか拭き取れなかったり、一日に4-5回もトイレに行くことが多かったのです。その私が、糖質制限後は、便がスルッと出るようになりました。これは、ほんと感動しました。
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また、これも、小学生時代から30代までずっと続いてきた「アレルギー性鼻炎」が解消しました。絶えず、ティッシュボックスを持っていないと落ち着かないくらい、鼻がジュルジュルしていました。毎日です。それが、ほとんどそういうことが無いのです。

それに気が付いたのは最近です。風邪気味になり、鼻がグシュグシュしだしました。そして、この状態は実に久しぶりだと気付いたのです。鼻炎が、風邪の引き始めだなんて、素晴らしいよ!同じような人はほかにもいるようです。参考:減量だけでなくアレルギー性鼻炎も治ってしまった!【File No.2】 | Pocorin

我が家の場合、トイレットペーパー、ティッシュペーパーを買う量が少なくなったので、奥さんは喜んでいます。また、これ面白いことに、糖質を過剰に食べたりすると、すぐに便にその状態が反映されます。先日、祖母が亡くなり親族が集まりました。皆でお寿司を食べまして、私も珍しく糖質をたくさん食べました。ま、みんなに合わせて、今日は良いかと思ったので・・・

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そうしますと、次の日は鼻炎が復活です。実に顕著に表れます。ということは、これ、やはり「糖質が体に合わない」のではないかと考えられます。いかがなものでしょうか。

まとめ

私が糖質制限に成功したのは、確実に、そうしたほうが体調がよくなるからです。そのことが分かると、その場では食べたいなと思っても、簡単に糖質を口にしなくなりました。すぐに体調に出るんですからね。結果10キロも痩せたわけですから、本当に良いことづくめです。糖質制限に出会って本当に良かったと思っています。

注:全然違う体質の方もいるでしょうから、誰にでも糖質制限を勧めるわけではありません。うちの奥さんは、お寿司を一折ひとりで食べてもなんともありません。

関連記事

私の場合は、糖質制限+ビタミンCの相乗効果がかなりあったようです。
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初期のころから糖質を断つことのメリットは感じていたようです。過去の記事を見返していました。
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ロングスリーパー礼賛?絶対必要な睡眠時間は8.2時間を確保せよ!睡眠負債に追われない生き方推奨。

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私は「睡眠」に並々ならぬ関心があります。いくら寝ても、寝ても、どうも熟睡感がありません。常に「悪夢」です。自慢じゃありませんが「睡眠の質」の低さは折り紙付きです。
参考:朝、なかなか起きられない原因は中途覚醒にあり?実は睡眠の質が極端に低いことに気づく。 - カラダシホン日記
参考:なぜ寝不足でも無いのに「目の下にくま」ができるのか?ひどく不健康な顔してるよ、自分。 - カラダシホン日記

そんな私でも、年に何度かだけ「ぐっすり寝たぞ~」という日があります。「そういう日を記憶していること自体、普段の睡眠がよくない」ことを表していますね。奥さんにそんな風に言われました。そんなわけで、どうしたら、良い睡眠がとれるのかを研究する日々です。

先日、読んだ「東洋経済オンライン」に面白い記事がありました。スタンフォード大学の西野教授の言葉がぐっときますね。「睡眠とは味方にできれば最強の友であり、敵に回せば最悪な恐ろしい相手」。今日はこの記事から、やってみたいことをまとめてみたいと思います。

だいたい睡眠時間が足りない

私はかなり寝るほうですから、一般的に言って睡眠不足では無いはずです。夜の11時~7時くらいまでは通常寝てます。それでも世界水準から言うと普通並みのようです。(一時期、朝5時起きをやってましたが、数か月後に日中の耐え難い眠気で、睡眠負債をバリバリ感じ、あえなく挫折しました。参考:【習慣化チャレンジ】第一弾!ついに「早起き」をマスターしました!成功の秘訣と修正点を振り返る。 - カラダシホン日記

日本人の睡眠時間は世界と比較すると少ないほうだと言います。

  • フランスの平均睡眠時間は8.7時間
  • アメリカの平均睡眠時間は7.5時間
  • 日本の平均睡眠時間は6.5時間

日本人の場合は6時間未満の人も40%いるとか。アメリカでは6時間台は「短眠」と呼ばれるレベルだとか。周りにはこんな人ばかりだけど。怖いのは、本当に必要な睡眠時間をとれていないと、そのツケが延々とたまること。これ「睡眠負債」と呼ばれます。どこかで、ドカンと返さなければならない、最悪の場合は、病気になって負債をずっと寝て返さなければならなくなることさえあるのです。

だいたい、人間にとって、どれくらい睡眠時間は必要なのでしょうか?睡眠負債がたまってくると、どれくらい寝だめをすれば、負債を返せるのでしょうか?

人にとって必要な睡眠時間は8.2時間?

この問いの答えとなる、興味深い実験があります。

「「どれだけ眠れば寝不足は解消できるのか」を検証するために、健康な10人を14時間、毎日ベッドに入れ続けた調査です。実験前の彼らの平均睡眠時間は7.5時間でした。1日目は全員13時間、2日目も13時間近く眠っていたのですが、その後は徐々に睡眠時間が減っていき、3週間後には平均8.2時間に固定されました。


この8.2時間が、被験者10人の「生理的に必要な睡眠時間」になるわけですが、この実験の目的は「理想的な睡眠時間」を知ることではありません。8.2時間が理想的な睡眠時間だとすれば、平均睡眠時間が7.5時間だった彼らは長い間、「毎日40分の睡眠負債」を抱えていたということになります。それが、正常な8.2時間に回復するまで3週間もかかった――つまり、40分の睡眠負債を返済するためには、「毎日14時間ベッドに入り続ける」ということを3週間連続で続けなければいけないわけです。」

こういう実験に参加したいですね!健康になりそう。8.2時間をしっかりとれる人ってどれくらいいるんでしょうね。かなり寝る私でさえ、だいたい慣らすと7時間前後の睡眠時間に落ち着きます。それでも、睡眠負債がたまっていくというわけです。起床時間を遅らせることは、現実的にはできません。そうなると、もう少し早く寝なければならないということになります。寝付くまでの時間も見込んで、10時半に床に就いて7時に起きると、だいたい8時間半近く寝られることになります。

さすがの私でも10時半に寝るというのは、なかなかできることではないのですが、睡眠負債の話を知ると、いつもより1時間くらい増しで睡眠時間を多くとる価値が分かります。睡眠時間を多く取るようになると、身体的パフォーマンスがあがることも、知られているようです。

睡眠時間が足りるとパフォーマンスは劇的に向上する

「スタンフォードの男子バスケットボール選手10人に40日、毎晩10時間ベッドに入ってもらい、それが日中のパフォーマンスにどう影響を及ぼすかを調べた調査です。大学生とはいえ、彼らはもともとセミプロレベルの高い実力を有する選手たちです。80メートルの反復走を16.2秒で走り、フリースローの成功率は10本中8本、3点シュートなら15本10本成功という優秀な選手たちばかりなので、飛躍的な向上は難しいと当初予想されていました。


しかし、2週間、3週間、4週間と経過するうちに80メートルのタイムは0.7秒縮まり、フリースローは0.9本、3点シュートは1.4本も多く入るようになったのです。さらに、先の医師たちと同じタブレットに出現する図形に反応するテストをしてもらったところ、なんとリアクションタイムもよくなっていることがわかりました。日々の激しいトレーニングによって上達した可能性もありましたが、40日に及ぶ実験が終了し、選手たちの睡眠時間が元に戻ったとたん、彼らの記録は実験開始前に戻ってしまいました。これらの結果から、睡眠負債を返済できれば、脳と体ともに、とてつもないパフォーマンスを発揮できることがおわかりいただけるでしょう。」

これはすごい実験です、こんな実験に参加したいですよ。仕事のパフォーマンスも寝れば寝るほどあがることは間違いないでしょうね。毎日10時間は無理ですけどね・・・(小学生かって感じですよね)。おそらく8.2時間の平均的な睡眠時間は、誰も取れていなかったため、徐々に睡眠負債を返済した結果として、体が通常のパフォーマンスを取り戻したということなんでしょう。いやはや、健康であるための投資というのは実にハードルが高い。

まとめ

何かを得たければ、何かを捨てなくてはいけないと言われます。睡眠に関しては、まさにこれが至言です。睡眠時間を確保したいと思えば、夜の時間はまるで「捨てる」ことが必要になります(参考:早起きしたいなら、夜の過ごし方は超シンプルにせよ)。食事をして、その後の時間は就寝に向かうというくらい徹底していないと、8.2時間の睡眠時間はとれません。ましてや、睡眠負債を返済し終えるまでとは・・・。ほんと、体の仕組みをよく知ることが、健康の鍵ですね。

睡眠を味方につけて、カラダシホンの道をひた走りたいと思います!ま、見た目、寝てばかりということになりますが・・。

参考記事

この記事は、下記の記事を参考にしました。
toyokeizai.net

また、もともとは、下記の本の紹介記事のようです。睡眠本は、ありきたりな本が多い中、東洋経済オンラインの抜粋記事でさえ、なかなか深い情報が書かれているようですから、一度、読んでみたい本です。

スタンフォード式 最高の睡眠

スタンフォード式 最高の睡眠

僕は読みながらとてもツラかった・・【書評】未来のことは未来の私にまかせよう 31歳で胃がんになったニュースキャスター(黒木奈々)

黒木奈々さんのことを、ちゃんと知ったのは、彼女が32歳という若さで胃がん再発で亡くなった後のことでした。テレビのニュースなどでお顔は拝見したことがありました。背景まで知ったのは、この本を読んでからのこと。

時系列で並べると、2014年7月に胃がんが発覚、その後、手術・抗がん剤と進み、2015年1月にはアナウンサーとしての復帰を果たしつつも、2015年7月に再発、9月に亡くなっています。がんが分かってから、まる1年のうちに亡くなってしまったことになります。わずか32歳。

近藤誠氏の本には、悪質ながんと、がんもどきが、出てきますが、彼女のがんに関しては、当初より悪質なものではなかったかと思います。検診等で胃がんが発見されたのではなく、胃がんにより胃に穴があいて、激痛で倒れて運ばれて初めて発覚したのです。当初は、ステージⅠの早期発見とのことでしたが、後になってわかるのですが、実はステージⅢで胃も全摘、リンパにも飛んでいるため抗がん剤が必要になりました。

この闘病記は、一度目の手術・抗がん剤の後に、必ず復帰するという決意で書かれた本人の筆によるものです。 将来への希望とひたむきな気持ちが伝わるだけに、本人が亡くなった今、この本を読むのは逆にツライものがあります。私も最近、立て続けに友人や友人の奥さんなどをがんで亡くし、いざ、がんと闘うとなれば、何が必要なのだろう?と考え続けており、黒木さんの本を手に取りました。現在、私が考えている食生活とがんとの関係において、いくつか、マーカーを引いた個所がありましたので、ご紹介します。

注:後になって、あの治療法が良かった、間違っていた、と外野からいうのは簡単です。黒木さんが、一生懸命闘って生きた記録を、決して汚さないようにしたいですが、現在、私が食生活について勉強してきて、やはりどうしても引っかかるところに関して正直に書こうと思います。黒木さんのご家族の気持ちを思うと、このような記事を外部の誰かが書くことは、ツライことかもしれず、ためらいがありますが、彼女の死を無意味なものにしたくないと思います。

「健康診断を受けなかったから」という後悔

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「健診も受けておけばよかったと後悔した。私はフリーのアナウンサーなので、会社勤めの人のように年に一度の定期健診がない。忙しさにかまけて、ここ数年、一度も健康診断を受けていなかった。しかも、まだ三十一歳だし、年齢的にも受ける必要がないだろうという変な思い込みがあったので、「人間ドック」もこれまで受けたことがなかった。区から「検診のお知らせ」が送られてくる二年に一度の子宮頸がん検診のみ、受けてはいた。だが、乳がんを経験した母から「マンモグラフィーを受けなさい」と何度も言われたが、それさえも受けていなかった。


ただし、少し調子が悪いなと思ったら病院には頻繁に行っていた。そこで血液検査をしたり、レントゲンを撮ったりはしたが、胃がんが発見できる胃カメラをしたことはなかった。全身の検査を定期的にやっておけばよかったと後悔している。保険と健診をしっかりやっておけばよかったというのは、告知されてからずっと感じていることだ。二つに共通して言えるのは「この歳でがんになるなんて思ってもみなかったからやっていなかった」ということ。人生は何が起きるかわからない。自分で後悔しない方法を見つけるべきだったと改めて思う」

がんになった後、本人も感じ、また、周りでもこういう意見が飛び交います。もし、仮に黒木さんが、がん検診をこまめに受けていたらどうなったのだろうか?と考えます。というのも、がん検診の有用性に関しては、私の中でまだ結論が出ていない部分だからです。

先日読んだ、近藤氏のこの本によると、

健康診断は受けてはいけない (文春新書)

健康診断は受けてはいけない (文春新書)

がん検診をするがために、余分ながんを見つけてしまい、過剰医療によって命を落とすこともあるとのことです。がんの早期発見と死亡率には、あまり関係がないというのが統計上の結論のようです。黒木さんの場合は、胃に穴があく前に、病変を見つけることができれば、それにこしたことが無かった気もしますが・・・、がんもどきではなく、悪質な本物のがんであれば、何をしても状況は変わらなかったのでしょうか。

いずれにせよ、芸能人のガン発覚、または知人のがん発覚の知らせなどを聞くと、とにかく、「あ~、検診に行っておけばよかったのに。怖いね~」という話になります。私も自営業であり、検診に行かないと決めれば、何年でも行かないで済みます。この点に関する自分なりの結論を出しておきたいと改めて思いました。

追記:少し考えました
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「抗がん剤」で戦うしかない現実

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「もし、先生の家族が私と同じ状況だったら、抗がん剤を使うように勧めますか? と聞いたら「一〇〇パーセント勧める」との答えが返ってきた。医者として、やらなくていいなんて言うのは殺人行為にも等しいこと。口が裂けても言えないし、私にも抗がん剤をやってほしいと。 それを聞いて心が決まった。 抗がん剤をやろう。先生がここまで言うのだ。不安も感じるし、大変だろうけど頑張るしかない。」

がん専門病院のドクターの一言には力があります。バリバリ働くビジネスウーマンだった黒木さんが急転直下、突然のがん治療に向き合わなければならなくなったわけですから、頼るのはドクターということになります。彼女の言葉から、その信頼が分かります。

私も患者の家族、患者の友人の立場で、ドクターのICに立ち会ったことが何度もありますが、実際にはドクターの勧める抗がん剤を断るというのは至難の業です。選択肢を提示してくれているようでも、実際には、断る権利はないように感じます。断ると放り出されるのではないかという恐怖が強いです。

実際、黒木家でも葛藤があったことが描かれています。抗がん剤を飲む直前になって、家族が口をはさんだ場面です。

「朝食を食べて、いよいよ薬を飲む直前に父が一言。「昨日の夜、おばさんから電話があって、抗がん剤は勧めないって。抗がん剤がいかに危ないか書いてある本も送るって」 びっくりした。いままさに飲みはじめるタイミングで、どうして気持ちが揺らぐことを言うんだろう。悲しくなって涙があふれ出てしまった。  もちろん、私だって抗がん剤には賛否があって、飲まないほうがいいという考えがあるのも知っている。でも、そういうのもすべて考えて、怖くてたまらなかったのをやっとの思いで乗り越えて「やる」と決めたのだ。 おばさんだって、私のことを思っていろいろ言ってくれているのはわかっている。父が私のことをたまらなく心配してくれているのも。でもタイミングが悪すぎた。 食後三十分程度で飲まないといけないと言われていたけど、一気に飲む気が失せてしまって、飲み干すのに時間がかかった。」

とてもやるせない場面です。お父さんの心配も、おばさんの心配もわかります。

じゃあ、とにかく、大丈夫だよ!抗がん剤で治る!と勇気づけさえすればよかったのか?著書によると、黒木さん自身は、抗がん剤にとにかく賭けていたことが分かります。抗がん剤で治癒した経験を持つ患者に勇気づけられた話が登場します。引用したようにドクターをとにかく信じていたのでしょう。

こういう場合の家族の、または友人の介入の正しい方法はどこにあるのでしょうか。私もやはり迷いを感じます。

特定のがん(小児がん、前立腺、悪性リンパ腫など)には抗がん剤は効くことが分かっていますが、それ以外のがんの場合は、効果はかなりあいまいなものだといわれます。私の祖母は、末期の子宮がん・乳がん・膀胱がんでしたが、抗がん剤を使わずに、ワクチンや温熱療法など、可能な限りの代替療法で生き残ったがんサバイバーです。その事実が迷いを生じさせます。著書を読む限りでは、黒木さんが、抗がん剤一択で、それを武器にがんと闘った姿を考えると涙が出ます。がんそのものと闘うというより、後半は抗がん剤の副作用との闘いが描かれているから・・・。

さて、自分が、自分の家族が、がんを宣告され、抗がん剤を勧められたらどうするだろうか。延命のために行われる抗がん剤なのか、治療効果もあるのか、そのがん、タイミングによっても、選択はかなり異なるでしょうけれども。

抗がん剤 10の「やめどき」~あなたの治療、延命ですか? 縮命ですか? (あなたの治療、延命ですか?縮命ですか?)

抗がん剤 10の「やめどき」~あなたの治療、延命ですか? 縮命ですか? (あなたの治療、延命ですか?縮命ですか?)

(こと、抗がん剤に関しては、近藤誠氏は絶対反対派ですが、ある程度はバランスをもって考える必要はあると私は思っています。長尾氏の考え方がバランスが良いように感じます。これも、まだ私の中で、結論が出ない部分です。)

手術後の食生活の改善は必須

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「でも、お昼は好物のカップ麵「どん兵衛」を三分の二ぐらい食べることが出来た。味がした。味覚障害も食べ物によって味がしたりしなかったりする。たくさん食べて、腸がびっくりしているはず。ちなみに、インスタント麵は抗がん剤治療中の患者さんに人気があるらしい。」


「味覚障害はまだ続いているけれど、今日はかなり凄いことがあった。「モスバーガー」でテリヤキチキンバーガーと大好きなポテトを食べることができたのだ。油で揚げたものはダメだと思っていたが、ポテトが意外においしかった。また食べたい。食べられるものが一つずつ増える喜びは格別だ。あとで看護師さんに聞いたところ、抗がん剤治療中の患者さんにフライドポテトは人気があるそうだ。」

現在、食事について勉強している私にとっては、手術後の黒木さんの食生活の記述が辛く思えました。実際、私の友人も胃の全摘手術を受けましたが、医師からは「何を食べても良いですよ」と言われていました。医師はとくに栄養指導、食事指導をしません。しかし、どう考えても、インスタント麺、フライドポテトは抗がん剤治療中の患者が食べるものではありません。この本には、黒木さんが術後、または、抗がん剤治療中、どんなものを食べたか、かなり書かれていますが、特に気を付けた食生活を心掛け始めたことは書いていません。

がんサバイバーはがんをきっかけに、食生活を大きく見直し知識をつけてきた人が多いです。黒木さんのがんの進行は決して遅くはありませんでしたが、発覚から亡くなるまで1年ありました。せめて、半年の間に、食事(食習慣)を大きく見直すことができなかったか・・と、この点は非常に無念に思います。

黒木さんは、抗がん剤の副作用と闘い続けましたが、それは実際のところがんそのものとの闘いではありません。がんとの闘いの本質は、自分自身の生活習慣を正すことが、がんの進行よりも早く行えるかどうかなのだと思います。がんになるに至った生活習慣を改善するまで「間に合うか」どうかなのだと。

野中氏の著書を読むとその辺が分かります。
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e-クリニックの岡本氏は、手術を「時間稼ぎ」と呼んでいます。稼いだ時の間に、食に関して知識をつけて、自分の体質にあった方法を見つけられるかがカギなのではないでしょうか。そして、西洋医学の医師たちも、その点に無思慮であってほしくないと願います。黒木さんは最後まで医師たちを信頼し、抗がん剤でがんを治せると信じていたように思えるからです。

まとめ

まあ、後になって、もっとこうすればよかったというのは簡単です。そのような発言が心無いということも理解します。

しかし、同時に、がんとの闘いにおいては、たとえがん専門病院のドクターという専門家であっても、ただ指導通りにすればよいわけではないことは事実です。自分の体は自分で治さなければなりません。医師は、こと、栄養・食生活に関しては門外漢です。そして、それこそが、がんと闘う場合には必要な知識なのに。そう思わずにはいられませんでした。


もっと生きたい、仕事をしたい、恋愛をしたい、子供を産みたい、黒木さんの生の叫び声がいっぱい詰まった本です。苦しさを抱えつつ読みました。もう少し、ほんのもう少し生きさせてあげたかったですね・・。

関連記事

かなり率直な記事でした。でも、そこまで言うのは黒木さんや家族の気持ちを思うとツライです。気持ちが。ただ、私も同じように感じて、本を読みながら、読み進めるのが辛く感じたということを付記したいです。
参考:故・黒木奈々さんの著書を読んで思う。未来の私を決めるのは、今日私が食べたものだ…と。 : ORGANIC REVOLUTION

医師の立場から考察された記事を見つけました。なるほど、医師の立場としても強い無力感、悲しみを覚えているということも忘れずにいたいですね。
参考:アセンションへの道程 〜ある外科医のスピリチュアル〜:医学の無力に憤る! 故 黒木 奈々 さん「未来のことは未来の私にまかせよう」

「病院に行くべきか」どうかを見極める3つのポイント!医師に依存しない!自分で考える力を磨こう。

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私は病院大嫌いです。ここ数年、具合が悪くて病院を受診したことはありません。薬も3年は飲んでいないと思います。

こだわりがあるわけではないのですが、薬を飲むほど具合悪くないし、病院に行って診断してもらうほどではないと思えるからです。また、病院にかかれば、望まない治療(実は無意味・副作用がある)を受けるように強制されるのではないかという恐れもあります。医師の提案に逆らうというのは普通の人はなかなかできないものです。

とはいえ、何があっても病院には行かないというのも偏っている気がしますね。「病院に行くべきか」を見極めるポイントを「後悔したくなければ「医者のいいなり」はやめなさい 」(名郷直樹)氏の本から明確に見つけられましたのでご紹介したいと思います。私の迷いもとれました。

初診の9割は「取り越し苦労」

ちょっとした不調だったら、放置しても大丈夫と言えるエビデンスがあります。名郷氏が紹介しているデータが興味深いです。ちょっと長いですが、引用したいと思います。

「聖路加国際病院院長の福井次矢先生は、ある興味深いデータを残しています。それは、 「1000人のうち、1カ月間にどのくらいの人が体調の異状を訴え、最終的に医療機関にかかるのか?」をテーマにした調査結果です。そのデータによると、1000人中862人が1カ月の間に体調不良を訴え、医療機関を訪ねるのはそのうち307人。入院が必要とされたのは7人だけで、大学病院に入院するのはさらに少なく0・3人です。」


「この数字をもう少し詳しく見ていきましょう。体調不良のあった862人のうち555人は医療機関にかかっていないわけですが、多くの人は「これくらいなら大丈夫」と正しく判断できていたわけです。逆に医療機関にかかった307人のうち入院が必要でなかった人が300人で、こちらの大部分は取り越し苦労だったことになります。このように見ると、医療機関にかからなかった人たちの大部分の行動は正解で、かかった人の大部分は不正解だった、と解釈することも可能です。つまり、「あれ、何かおかしいぞ」と思って急いで病院にかかったけれど、結局は「ただの取り越し苦労だった」というケースが圧倒的ということです。 少しでも症状があると、何か重大な病気が隠れているのではないかと心配になりますが、エビデンスはそうではないことを示しているのです。」

やみくもに病院に行かないことを勧めているわけではありませんが、エビデンスをベースにして考えると、少しの不調で病院に行っても意味がないといえる可能性は高いのです。もちろん、深刻な病変が見つかることもありますので、一概には言えないのですが、可能性の問題でいえば、それは低いと。エビデンスを引っ張り出してきて論じればという条件付きですが、頻繁に病院に行く必要はないといえるでしょう。

ふつうはエビデンスというと、治療の根拠として使われることが多いですが、真逆の結論も引き出せるわけですね。

以前読んだ「心配学」という本では「みんなが見たいと思わなければ視聴率は取れないので、テレビや新聞のニュースでは、よくあることをあまり見ることはないけれど、珍しいことは頻繁に目にする、という不思議な現象が起こる」とのことです。

心配学?「本当の確率」となぜずれる?? (光文社新書)

心配学?「本当の確率」となぜずれる?? (光文社新書)

センセーショナルな情報が大々的に語られます。病院に行ったら、こんな病が発見されて、一命をとりとめたというようなドキュメンタリーは多いと思います。しかし、実際には病院に行ったものの「なんだかね~、とりあえず経過観察でもしますか」ということのほうが圧倒的に多いわけですね。まあ、これなら、とても、ドラマにはならない展開ですね。でも現実はそういうことが多いわけです。

このことが分かっていても、いざ、家族が不調を訴えたりすると「病院に行け」と強く促しちゃったりしますよね。私もそうしてました。ちょっと反省ですね。自分自身で判断できるように助けなければなりません。

病院に行かないリスク・行くリスク

「医者にかかって相談するというのも悪くはありません。ただその相談の仕方はとても難しい。検査をしなければ重大な疾患を見落としてしまうリスクが大きくなりますし、検査をすると、今度はあらぬ病気の疑いをかけられて検査漬けになるリスクもあります。この2つのリスクのどうバランスを取るか、ここが問題」


「病院に行って診てもらえば、病気かそうでないかがわかる」多くの人はそう考えるでしょう。しかし、病気かそうでないかを100%見極める簡便な検査は、残念ながら多くの場合ありません。それどころか、検査をすることで、本当は心配するような病気ではないのに、さまざまな可能性を考えて、何かしらの病気をあてはめられてしまうケースも少なくないのです。つまり「本当は放っておいても大丈夫だったのに、病院に行ったばかりに疑いをかけられ、飲まなくてもいい薬を飲まされることになった」ということも起きるのです。 」

病院に行かないことにも、行くことにもリスクがあります。特に行くことのリスクは見過ごされがちです。医療批判本などをけっこう読む私としては、すでに病院に行くという選択肢のほうが少ないのですが、多くの場合、何の疑いもなく病院にかかる人のほうが多いと思います。家族や身の回りを見るとそうです。でも、実際には大したことがないのに、薬を出されたり、検査で実は無関係な病変が発見されたり、面倒なことになることも多いのです。

特にがん検診などでは、この傾向が顕著で、なかなか恐ろしいところです。健康診断・がん検診を受けるべきかに関しては迷いがあります。がんを放置して悪化してしまうリスクより、見つけられて余分な治療コースに乗っちゃう恐れも感じます。

健康診断は受けてはいけない (文春新書)

健康診断は受けてはいけない (文春新書)

まだ、自分なりに、この点、答えが出ていません。少なくとも、血液検査のように客観的にデータとして自分の健康状態は把握したいとは思っています。
参考:【必見】病院に行かないで血液検査だけしたい

病院に行くリスクも、行かないリスクもしっかり理解した上で、自分の症状を見極める3つのポイントをご紹介したいと思います。これは理にかなっていて、納得できるものでした。

「病院に行くべきか」どうかを見極める3つのポイント!

① 症状のはじまり方
② 今までに経験した症状かどうか
③ 時間の経過によってよくなっているか悪くなっているか


「突然起こり、今までにないような症状で、徐々に悪くなる、というような時はすぐに医者を受診しましょう。それが、重大な病気で手遅れになる危険を減らします。逆に、徐々に始まり、今までにあったような症状で、だんだん悪くなるわけではないというのであれば、そのまま様子をみるのも悪くない選択肢です。」

これは分かりやすいですね。基本は「経過観察」です。

突き詰めると、近藤誠氏の「がん放置」も同じ考えだと思います。近藤氏は、放置しても大丈夫なものは大丈夫、ダメなものは何をやってもダメと言い切っています。

がん放置療法のすすめ―患者150人の証言 (文春新書)

がん放置療法のすすめ―患者150人の証言 (文春新書)

極論に思えないこともないのですが、エビデンスに基づいて考えれば、治療を受ければ確実によくなるというものではないこともわかります。

例えば、私も、お腹に「しこり」があるように思えて気になっていたのですが、もう2年も同じ状態ですし、悪くなっていないのは明らかです。多くの意見では「剣状突起」と呼ばれるものだそうです。
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まあ、腹部のガンで手に触れる状態になってたら、もうすでに終わってますよね。それならそれでよいのですが・・。

余分な検査や治療を受けることを考えると、このまま経過観察でもよいかと思えます。そもそも、2年前に、腹部のしこりを感知し、体調が悪く「慢性膵炎」を自分なりに疑いました。どうせ、治療を受けるなら、自分で、食生活だけでも変えようと思ったのが、このような健康への追求の始まりで、結果として、体重は10キロやせて、腸や鼻炎など様々な不調が解決しました。

病院に行けば、膵炎と診断されたかもしれませんが、薬を出されてそれを飲み続けていたら、今の私の状態は無かったかもしれません。そもそも、膵炎の場合の食生活は「脂質厳禁」「炭水化物中心」ですから、これまた、ずいぶん違う人生になっていたはずです。病院に行くか行かないかも一つの岐路であることは間違いなさそうです。

どんな選択にせよ、患者は自分で決定していかねばなりません。

まとめ

医療の選択に関しては結局のところ、自分自身でリスクをとる覚悟が必要です。病院に行かないことにも、病院に行くことにもリスクがあります。どちらにせよ、自分で決定したのであれば、納得がいくことでしょう。より自分の体調に自覚的になり、自分の体に対して、責任感を持ちたいと思いました。

糖質制限を日常にする秘訣!「主食=炭水化物」という「思い込み」を捨てる!

すっかり糖質制限が日常になっている我が家ですが、ここまで来るのに一番大変だったのは「考え方」ではないかと思っています。ご飯、パン、麺類という「主食」に、添え物としての「おかず」があって、いわゆる「食事」が成立するという型ができていました。栄養的にとか、満腹するかどうかではなく、感覚として、何か違うと思ってしまうんです。糖質制限の話をすると「ご飯が無い食卓はありえない」と言われます。

しかし、それも「慣れ」です。

「考え方」を変えれば、楽々に糖質制限を日常に組み込めるようになります。そこで、本日は、糖質制限より、もっと厳しい「断糖」で有名な西脇Drの「考え方」をご紹介します。

「主食」という概念を変える

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「イタリアンやフレンチのレストランに行ったときに、メニューに主食と書いてありますか? 前菜、メインディッシュ、サイドディッシュ、スープまたはサラダと、書かれているのではないでしょうか?イタリアンやフレンチでは、パスタやパンは主食ではなく、あくまでも添え物にすぎません。日本以外の国には、主食という概念がないのです。  


ですから、「主食」というと、食事になくてはいけないもののように感じますが、実際は、なくてもいいものなのです。これから脱糖生活を始める方は、主食=炭水化物という概念を取り除いてみてください。脱糖生活では、メインの食材はタンパク質となります。ですから、脱糖メニューの献立を考えるときには、メインとなる動物性タンパク質を何にしようか、と考えるとうまくいくと思います。豚肉ソテーにするのか、牛肉しゃぶしゃぶにするのか、羊肉のジンギスカンにするのか、あるいはサンマの塩焼きにするのか……。  動物性タンパク質を主軸にして、毎回の食事内容を組み立てるようにすると、うまくいくと思います。いずれにしても、脱糖プログラムを乗り切るためには、「主食=炭水化物」という考え方を捨てて、「主食=肉&魚」という考え方にシフトすることが大切です。」


引用:3日でやせる!脱糖ダイエット 西脇俊二

確かに、フレンチなどを食べると最後にちょっぴりの炭水化物が出てきたりして、純日本人の私としては「もっと早く出してくれよ~」と思っていたりしました。しかし、フレンチでは炭水化物こそ「添え物」と考えているわけですね。メインディッシュになるのは「肉」か「魚」です。この概念を思い出すと、糖質制限的な食生活も決してキワモノではないことが分かります。

ごはんとおかずがあると、どうしても「三角食べ」をしてしまいます。ご飯とおかずを口の中で、混ざらせて、味わうのです。これがないと切ない気になりますが、そもそも、そんな食べ方をしている国はあまり無いのです。そう、思い込もう。そう考えるようになると、比較的容易に糖質制限ができます。

この考え方を主軸にしながら、私が、糖質制限を「日常」にした方法をいくつか具体的に書いてみたいと思います。

お酒を飲むときにはご飯はいらない

お酒を飲むときには、白米を食べない人がけっこういます。すぐにおなかいっぱいになると飲めないから。で、おかずを食べながら、ちょこちょこ飲むわけですよね。なので、晩酌が習慣の人は比較的簡単に、夕食から主食を抜くことができます。逆に、ビール飲んでるのにご飯が出てくると、おかしいと思ったりしますよね。これもやはり「考え方」ですよね。

私も糖質制限を型にするまでは、けっこう、晩酌に頼っていました。あえてお酒を飲むと、ご飯がいらないということを納得しやすくなるんですよね。
参考:糖質制限中のアルコールはウイスキー(ハイボール)が定着!ビール(小麦)の罠に気がついた話。 - カラダシホン日記
参考:糖質制限中のアルコールは「赤ワイン」がおすすめ!ポリフェノールの健康効果も見逃せないし。 - カラダシホン日記

今は、お酒自体かなり控えめにしています。それほど、アルコールが必要がないということにも気づいたので。

一品食べを習慣にする

ご飯とみそ汁とおかずがあって、ご飯を最後に食べるというのはなかなかできません。そこで、もう割り切って、全部バラバラに食べるといいのです。夕食の準備をしながら、キャベツなどをつまみながら「ながら食べ」をし、作ったものから食べていくような(いわばフルコース食べ)をしていくと、必ずしも、ご飯が必要ではないことが、身をもってわかります。

参考:血糖値の急上昇を防ぐ間食のススメ!「ながら食べ」を開発?(食べ方順番ダイエット応用編) - カラダシホン日記

「制限」よりMECを実践すると成功する

糖質を抜く、制限する。白米は食べてはいけない、パンも食べてはいけない、と考えると閉塞感でたまらなくなります。それよりも、メインディッシュを何にするか。つまり、今日は「なんのお肉を食べようか」と考えると容易に糖質制限が日常になります。MECに出会わなければ、きっとすぐに挫折していたと思います。良い出会いに感謝です。

参考:糖質制限とMECに出会い、何を「食べない」かではなく何を「食べるか」を意識するようになった。 - カラダシホン日記

まとめ

和食の良さは、もちろんごはんとみそ汁という相性の良いアミノ酸バランスもありますが、魚や豆(豆腐や味噌や納豆)というタンパク質をメインにしっかり食べていたことだと思っています。そこを抜きにして、ごはん(白米)が和食だと主張し続けると、栄養バランスが大いに崩れますし、糖質過剰ですね。近現代の「和食」?、ごはんとパスタとか、うどんとおいなりさんとか、炭水化物オン炭水化物の食卓こそ、世界の食卓から比較してみると、異常なものですね。

日本の歴史を調べても「白米」中心は、そこまで「根拠」がありませんから、ぜひ、積極的に「主食=炭水化物」の呪縛から逃れていきたいところです。
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炭水化物を抜き気味にしていると話すと「バランスよく食べないと体を壊すよ!」とハチの巣になることが多いので、せめてブログに書いて、憂さ晴らしをしているところです(汗)

参考本

3日でやせる! 脱糖ダイエット―「太る」「老ける」から解放される !

3日でやせる! 脱糖ダイエット―「太る」「老ける」から解放される !

医師には本当に「エビデンス」があるか?【書評】後悔したくなければ「医者のいいなり」はやめなさい (名郷直樹)

後悔したくなければ「医者のいいなり」はやめなさい

後悔したくなければ「医者のいいなり」はやめなさい

かなりおすすめの一冊になりました。「エビデンス」「エビデンス」と語られることが多いですが、そもそも「エビデンス」はそれほど確実なものなのか?考えさせられます。著者は20年以上「EBM」をもとにした診療を行っている西洋医学の医師ですが、「エビデンス」を突き詰めていくと、病院に行くのもいかないのも、治療を受けるのも受けないのも、患者次第。「どっちがいい」と言い切ることはできないと結論します。

EBMの創始者、デビット・サケットのコメントが紹介されています。「医者はとにかく医療が役に立つと思いやすい。だから医者のいうことには気を付けたほうがいい」。医者が治療を有効だと「思い込む」4つの状況があります。

①勝手に治る病気を治療して有効だと思い込む
②どうやっても死んでしまう病気に有害なことをして最善の治療をしたと思い込む
③治療を受ける人は受けない人に比べてもともとよくなりやすいのを治療のせいと思い込む
④権威やその道の達人のやることはいいことだと思い込む  

EBMを突き詰めていくと、近藤誠氏になっていくんじゃないでしょうか(笑)

ということで、この本も、ある意味では、近藤誠氏の理論と似ていますが、よりあっさりとした冷静な医療批判本です。読者が自分の頭で考えられるように助けています。病院に行くべきか悩んでいたことがありましたが、この本を読んで心が定まりました。

印象深かったコメントをいくつかご紹介します。

インフルエンザ治療のエビデンス

「実は、通常のインフルエンザは、薬を飲まなかったとしても平均すると1週間ほどで症状がなくなり治ってしまいます。 あるランダム化比較試験では、一般的な大人や子どもがタミフルを服用した場合、高熱やセキなどのインフルエンザによる症状が消えるのが、約21時間短縮されると報告されています。つまり、タミフルを飲めば約1日早く病状が良くなるということです。 タミフルを飲めば、6日間で症状がなくなる。 薬を飲まなくても、7日間で症状がなくなる。 こうして並べてみるとわかりますが、たった1日のために、副作用があるかもしれない薬を服用するのはどうでしょう。」

インフルエンザといえば、危険な副作用があるかも?しれないことが知られている「タミフル」という薬があります。でも、インフルエンザを治すためならと、タミフルを飲む人もいると思います。しかし、冷静にエビデンスを調べると、実にわずかにインフルエンザが治る期間が短縮されるだけだということに気づきます。これは面白いですね。

医師がインフルエンザと診断した後に患者に治療を選ぶ余地を与えてくれるといいですね。病院に行くと薬をもらうというパターンができていますが、そのパターンを壊してみると、見えてくる世界があります。

ちなみに、私も以前は毎年のようにインフルエンザにかかっていました。ここ3年は風邪もひかなくなりましたが、薬を飲めばよくなるという呪縛から解かれたことが大きいです。危ない時は、とにかくビタミンCを摂取するようにしていますが、それだけで十分ですもんね。何をやっても、具合悪い時もありますが、とにかく温かくして早く寝るようにしています。
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病院に行ってもしょうがないよな。薬も飲まないしと思ってましたが、これもひとつの選択だということが分かりました。もちろん自己責任ですけどね。
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がん検診のエビデンス

「多くのがん検診が行われていますが、ランダム化比較試験でがんの死亡率が少なくなるというレベルのエビデンスがあるがん検診は多くありません。大腸がんと乳がんくらいです。・・そのうち、乳がん検診によりどれほど乳がんによる死亡が少なくなるのか、見てみましょう。  以下はマンモグラフィーによる検診の効果です。 検診を受けないグループでは、13年間の乳がん死亡が0・24%に対し、検診したグループでは0・22%と、検診グループで少ないという結果です。どうですか。びっくりするような結果です。ただこの結果は、100の乳がん死亡を81まで減らすと表現することもできます。この数字で見るとまあまあという結果かもしれません。 より信頼性の高い研究に限って検討すると、どちらも13年間の乳がんの死亡は0・33%で、検診の効果が認められなくなります。

芸能人が、がんを告白すると、その都度、がん検診に行こうブームが生じるわけですが、エビデンスを探ると、これまた、何も言えなくなります。がん検診を受けても受けなくても、死亡率に差がないなら、がん検診を受けないという選択肢もあるということが分かりますね。

がん検診を受けなければ、そもそも、がんを発見されないで済みますから、過剰診断、過剰診療を避けることができます。近藤氏のいうような、がんもどきを見つける必要はないのかもしれません。また、本物のがんを攻撃してしまい、がんが大暴れするという失策を避けられるのかもしれません。

最近、近藤氏の下記の本を読んでましたが、主張は同じです。

健康診断は受けてはいけない (文春新書)

健康診断は受けてはいけない (文春新書)

近藤氏の意見には、強烈なアンチ(主にドクターたち)もいますが、いわゆるエビデンスに語らせると、近藤氏の意見は真っ当なものであることが分かります。健康診断、がん検診を「受けてはいけない」と主張するまでではないとはいえ、「受けなくても良い」と選択する人がいてもおかしくないということになります。エビデンスで考えるとそうなるわけです。

じゃ~、「がん検診を受けないと手遅れになるかもよ!」という強い意見は「感情論」ということになりますね。血液検査等で、体調を客観的に、数値的に知ることは良いことだと思いますが、それ以上のものではないかもしれませんね。それで、思い出しましたけど、過去にこんなレビューサイトを作ってました。
参考:【必見】病院に行かないで血液検査だけしたい

どれだけ病院に行きたくないかが分かりますね(笑)

MRI検査のエビデンス

「実はMRI検査では、本当は正常だけれど、異常と間違えてしまう「偽陽性」が多いのです。病気を見逃さないために少しでも異常が疑われる部分があれば、それを映し出さなくてはなりません。そうなると、本当は正常なのに異常と指摘される部分が多くなってしまうのです。  言い換えると、MRI検査によって「無実の罪をかぶせられてしまう」というわけです。」


「それを証明する研究結果もあります。異常が何もない大人にMRI検査をして、症状がないことを伏せたままで画像を読んだところ、その8割近くに何らかの異常があると放射線の専門医が指摘したといいます。ただそういう患者は、そのうち症状が出てくるので、それで早期発見できているのだという反論があるでしょう。しかしこれに対しても研究が行われています。 とくに症状は出ていないけれど、MRI検査によって「異常がある」といわれた人を追跡調査したところ、ほとんどの人はその後も症状が出なかったというのです。」

CT検査は「被ばく」のリスクがある、MRI検査は「無実の罪をかぶせられてしまう」リスクがあるとすれば、なかなか検査を受けられなくなってきますね。腰痛でMRIをとると、ヘルニアだとか、なんだとか言われることがありますが、結局、手術をしても痛みはなくならないこともあります。病院に行って、余計な「発見」をされるリスクを考えると、やはりためらわれます。

腰痛に限って言えば、MRIなどで病変が発見された後の方が、症状が重くなるそうです。いわゆるプラセボ効果ですね。過去にTMSという腰痛治療の本を読みましたが、実にしっかりしたエビデンスがある本です。でも、こういう本は患者にも医師にも受け入れられないでしょう。実はエビデンスがあるのはこっちだけれど。

TMSプログラムのひとつは、脊椎の病変箇所が、いかに腰痛とは関係がないかというエビデンスを調べるところにあります。まずは、その呪縛から逃れることが、腰痛治療の第一歩となります。

腰痛は<怒り>である 普及版

腰痛は<怒り>である 普及版

心はなぜ腰痛を選ぶのか―サーノ博士の心身症治療プログラム

心はなぜ腰痛を選ぶのか―サーノ博士の心身症治療プログラム

そうなると、病院に行く意味ってあるのかな?と思わされます。より重篤な問題と、放置してもよい問題を区別するのが医師の仕事ですが、なかなか「放置」してくれることはありません。そのまま、強引な治療コースに進むことを考えると、なかなか病院に行こうという気になりません。私の考えも、実はエビデンスに基づいたものだったということですね?

まとめ

医師がこのような言葉を口にするのは勇気がいることだと思います。断定調に言われた方が、患者たちはついていきやすいのも事実だから。でも、エビデンスについて知れば知るほど、ごにょごにょした言い方になるわけですよね。

「まっとうな意見の大部分は、「Aかもしれないし、Bかもしれない、あるいはCの可能性も」 というようなことではないか、EBMを20年間実践する中で私自身が明確につかんだことの一つです。  今もって、高血圧を診断すべきなのかどうか、治療すべきなのかどうか、私にはよくわかりません。糖尿病も、高コレステロールも、かぜも、インフルエンザも、みんな同じです・・・本当にどうすればいいか、医者もわからない、患者もわからない。誰もわからない。でも考える材料はあります。」

私もかくありたいものだと思わされました。医療に対する見方がガラッと変わる、実におすすめの本です。医師にかかるとき、また、極端な意見に触れたときにはぜひ読み返したいです。

後悔したくなければ「医者のいいなり」はやめなさい

後悔したくなければ「医者のいいなり」はやめなさい

こだわりの健康理論のわりにいつも不調?そもそも虚弱だから「健康オタク」になったのか?

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奥さんと話していて、いつも不思議に思います。奥さんは、ほんと、健康知識には無頓着ですが「超」のつく健康優良児です。学校でも、職場でも皆勤賞タイプです。しかし、私ときたら、これまでは季節の変わり目には必ず高熱を出して倒れるタイプです(ビタミンCでこれは改善してます)。だいたい、いつも、軽微な不調を抱えており、それをどうやって改善させられるかを必死で調べています。

奥さんに「なんでそんな健康なの?」と尋ねたいですが、同時に「そんなにこだわっているのに不健康なのはなぜ?」というカウンターが来ることが確実なので、ぐっと言葉を飲み込みました。

30代だけれど70代と話が合う

30代で働き盛りの仲間たちと一緒に会議とかしていると、会議中にお菓子は食べるし、コーラは飲むし、夜になるとお酒は欠かさないし、徹夜はするし、いやはや、どうして、こんなに健康に無頓着なのかな?と思うことがよくあります。私は徹夜どころか、8.2時間は寝ようともくろんでいるくらいなのです。当然ですが、同じ年齢の仲間たちには健康ネタは全く通じません。「糖質がどうのうこうの」とか「オメガ3がどうのこうの」なんて、口にもできません。しらけます。

そんな私にとって、よく話が通じるのが、近所の70代の健康に気を付けているおばさんたちです。そもそも、70代にもなると、話題は健康話一筋となります。もっとも「どこが痛い、ここが痛い」「どのサプリが良い」「先週のためしてガッテンはどうのこうの」という話です。そういう人たちと話すと、お互いに学ぶことがあります^^

虚弱体質だから健康オタク

先日、1人の70代の方に「あなた若いけど、そんなに健康のことに関心があるということは、ずいぶん体調悪いんだろうね」と言われ、ハッとしました。若いうちは、だいたい、健康で、ふつうは体のことなど意識しないのだそうですが、どうしても、病気をしたり、体調が悪かったりすると、意識が健康に向くということです。うむ、それかもしれないと思い当たりました。

そうだったのか、だいたいいつも具合悪いんだな、自分。

免疫力を高める84の方法―「病気オタク」から「健康オタク」になろう

免疫力を高める84の方法―「病気オタク」から「健康オタク」になろう

それはそれでよかったです。「一病息災」とはよく言ったもので、病があるからこそ、慎重に生きるようになり、結果として長生きしたりします。これは、これで自分のメリットだなぁと思うしか無いですね。それにしても、どこかしら不調はあるものなので、食事を変えたり、サプリを摂ったりしたりしながら、自分の体調の変化を観察するのが、実に楽しいわけですよね。これ、健康だったら、ありえない趣味なわけですから、感謝しないといけませんね(無理やり)

まとめ

健康だけが取り柄です!という人は多いのですが、どうも、そうは言えません。昔から「覇気がない」と言われるタイプですが、そんな元気が出てこないんですよね。声を出すのも面倒くさいことがあります。たま~に、体調がグンと良い日があるときに、普段との違いに気づきます。

自分で足もみしていて「甲状腺」が悪いんじゃないかな?と思っているんですけど、こんな私が健康になることはあるのでしょうか?

医者も知らない甲状腺異常症候群―あなたの病気は見逃されている!

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健康情報を調べて、読んで、実践して、書いて、壮大な実験を行っているような日々ですね。なんだか、切ないような、楽しいような微妙な気分です。

食べ方には人間性が表れる!箸の持ち方トレーニングを今から開始しよう。

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お恥ずかしながら、私はお箸がちゃんと持てないのです。

魚は嫌いではないのですが、骨と身をちゃんと分けることができないので、苦手意識があり、どうも敬遠してしまいます。食べ残しも汚くなるし。誰かと一緒に外食するのも苦手です。箸の持ち方が気になるから。こんなことなら、小さいころに、一生懸命、身に着けておけばよかったと後悔します。そこで、一念発起して、大人になってから箸の持ち方トレーニングを開始することにしました。

というのも、フレンチシェフのこの言葉が心に響いたから。

食べ方には人間性が表れる

「食と人間性につながりがあるのと同じように、お客様が出された皿をどう食したかということが、そのまま本人の人間性につながっていると感じるのです。実際、食べ物をぞんざいに扱うような人は、それと同様、スタッフに対する態度も非常に横柄であったりするのです。 例えば、骨付きの肉や魚をきれいに食べず適当に残している場合、それはひとつの物ごとに向き合うことを面倒くさがるような人ではないかと思います。また、お腹の状態によって、食べ残してしまうのは仕方がないことではありますが、皿の端に寄せることもせず、食べ散らかした状態で放置している場合は、やはり粗雑で思いやりのない物言いをすることが多いのです。これまでの経験上、“食”に対する意識が低い人は、好ましくない態度を取る傾向が強いように思いますね。」


引用:フレンチシェフの私が一日二食、​玄米を食べ続ける理由 金井正 (Kindle版) - ただの読書ログ(ヨシ・ノリハラ)

食べ終わった後のお皿は、まさに、ひとつのことにちゃんと向き合ってこなかった、細部まできっちり詰めることができない自分の人格そのままを映しだしているかのようです。完全に同意できます。今回は、そんな自分を変えてみたいなと思えました。

毎回の食事の時に、わずか1分でもトレーニングするだけで、できなかったことができるようになるかもしれません。

箸の持ち方――人間の価値はどこで決まるのか? (フォレスト2545新書)

箸の持ち方――人間の価値はどこで決まるのか? (フォレスト2545新書)

大人になってからの箸の持ち方トレーニング

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同じ商品ではありませんが、下記のような矯正グッズを、100円ショップで購入してきました。

エジソンのお箸3右手用

エジソンのお箸3右手用

今さらという感じですし、まったくサイズが子供用で食べにくいのですが、どこをどの指で持ったらよいかが分かります。(とは言いつつ、この写真をとった後に奥さんに指摘されましたが、矯正用の箸を持っているのに、指の位置が違うそうです・・。)

せっかくなので、本気で取り組んでから、どれくらいで、箸の持ち方をマスターできるか計測することにしました。うまくいけば、どこかに、この成果を記録しておきたいと思っています。まずは、食事の最初の1分だけ、矯正用の箸を使って食べてみることにしました。やがて、普通の箸を使って、正しい食べ方ができるようになり、最終的に目指すはお魚をキレイに食べることです。

まとめ

幸い、うちの奥さんは浜育ちで、実にきれいにお魚を食します。箸の使い方も完璧です。この歳になってから、箸の持ち方を教わりながら、食べるのも、面倒ではありますが、こういう気持ちになった時に取り組まないと、おそらくいつまでたっても変わりませんね。自分の人間性を変える気持ちで取り組んでみたいと思います。

奥さんが箸の持ち方動画を探して、夕食の際に、持ち方を教えてくれました。ほんと、こういう訓練はやるなら、幼いうちですね。悲しいです。

超高濃度ビタミンC点滴を使える「がん保険」になるか?と期待したのもつかの間|SBI損保のがん保険。

現在、生命保険の見直しに全力をあげています。誕生日が近づいていますが、なんとか30代のうちに、今の高い生命保険を見直してしまいたいのです。以前は、一応、会社役員の肩書がついていて、出入りしていた生保レディからお付き合いで、まったく吟味せずに保険に入っていました。なので、今の、フリーボンビーライフスタイルに照らすと、あり得ない経費です。

そこで、いろいろな保険を調べていて、ふと、「自由診療」を標ぼうするSBI損保のがん保険に目が留まりました。今までは、あまり考えたこともなかったのですが、「もしかして、これって?超高濃度ビタミンC点滴に適用になるのでは?」と思ったのです。そこで、調べてみました。

「自由診療」に対応するSBI損保のがん保険

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参考:SBI損保のがん保険

SBI損保のがん保険は、知る人ぞ知るがん保険です。

「自由診療」に対応したがん保険は、このSBI損保のがん保険と、セコム損保のメディコム(参考:がん保険のセコム損保|メディコム)しかありません。保険適用外の治療に対しても、実費を支払いしてくれるとなれば、月20-30万といわれる超高濃度ビタミンC点滴も十分アリなのではないかと考えました。

SBI損保はがん診断一時金をつけなければ、激安の保険料です。30代後半の私で650円でした(もっとも5年更新で、年齢があがるにつれて、負担は大きくなります。)

超高濃度ビタミンC点滴が対象になるか調べてみた

HPでは「SBI損保の定める自由診療」に関しての定義があります。

SBI損保のがん保険の支払対象となる治療は、以下の1~5です。これらに該当するものであれば補償対象となります。

1:公的医療保険の対象となる診療
2:先進医療に該当する診療
3:米国国立がん研究所(NCI)のガイドラインに定める診療
4:National Comprehensive Cancer Network(NCCN)のガイドラインに定める診療
5:第三者機関である癌専門委員会において有効であると判断された診療

この中の1,2は明らかに超高濃度ビタミンC点滴には当てはまりません。分からなかったのが3~5、自力で、NCNNのガイドラインなどをネット上で見つけ出しましたが、それを見てもわかるわけがなく。NCIは、以前、ビタミンCに関する好意的な論文がリリースされた際に、名前が挙がっていましたので、期待できるかと思ったりしましたが、やはりわからず。

結局、自分で調べても全く分からず、SBI損保に問い合わせてみました。(SBIのHPによると、個別の問い合わせへの返答を公開することは禁止されていますので、ざっくりと説明すると・・・)

現段階で超高濃度ビタミンC点滴のように具体的な治療法に関して返答することはできない。そして、原則的には、1~5には当てはまらない。」というものでした。

いまいち、納得がいかなかったので、日本で超高濃度ビタミンC点滴を普及させている点滴療法研究会にも問い合わせてみましたが、やはり、1~5には当てはまらないそうです(大変親切にいろいろ調べてくださり回答してくださいました)。

ちなみに、セコム損保のメディコムに関しても同様で、こちらに関しては提携病院が決まっており、さらに狭まる感じでした。とすると、自由診療が可能と標ぼうするがん保険(SBI損保・セコム損保)では超高濃度ビタミンC点滴は適用対象外というのが、現実のようです。

現実には自由診療というのは、まだ日本未承認の「抗がん剤」など、相当に範囲が狭いようです。それなら意味がない。一瞬、期待しただけに、とてつもなく残念な気持ちになりましたよ。

がん診断時の一時金・リビングニーズ特約という砦

しかし、そんなことであっさりあきらめるような私ではありませんので、さらに戦略を練ることにしました。往生際が悪いのです。

超高濃度ビタミンC点滴に関して使える保険は無いとしても、一年分の費用があればよいわけです。1年間で300万くらいを自由に使える、預貯金があれば、問題ないわけです(ないですけど)。だとすると、がんと診断された場合の一時金が高額な保険に入ればよいのではないか!とひらめきました。そこで、がんと診断された場合に一時金がドカンと出る(または複数回)保険を現在調査中です。200-300万の一時金が出れば、一年間しぼって超高濃度ビタミンC点滴を試せる余地があるかもしれないし。

参考:AIG富士生命の新がんベスト・ゴールドα

保険料はそこそこ高額になりますが、十分、備えができます。

または、これは最悪の場合ですが、余命半年と診断された時点で、死亡保障の全額または一部が支払われるリビングニーズ特約を使います。まあ、そういう種類の生命保険に入っていないとダメですけど。そして、最後の半年で超高濃度ビタミンC点滴を使った治療にかけます。

ちなみに、余命宣告が外れても、保険金は返還する必要はありません^^
参考:0096_ リビングニーズをどう使う – 町医者だから言いたい! – アピタル(医療・健康) – 【アピタル】長尾和宏の町医者だから言いたい!
参考:余命宣告を受けたら先ず確認すること。リビングニーズ給付金ってしってますか?|癌になって、止めたこと、やったこと

いざとなれば、生きるためには、とことんやってみよう。とか、考えました。前述の野中氏の言うように、まずは、生活習慣(特に食事)の改善は必須ですけど(そのためには、今から頑張らないとね。)保険比較など、ネットサーフィンをしていたらすっかりはまってしまいました。

まとめ

今、実際にがんでもないのに、なぜ、そんなにがん治療にこだわるのか?と言われます。
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しかし、祖母(子宮がん・乳がん)から始まり、祖父(肺癌・脳転移)母(乳がん)、義母(甲状腺がん、悪性リンパ腫)叔父(前立腺がん、腎臓がん)という家族の中でのがん闘病を、生で見続けると、それくらい思うようになります。また、つい最近も、友人、50代(すい臓がん)50代(乳がん・脳転移)で亡くしたゆえに、他人ごとではいられません。

手術・抗がん剤オンリーで最後まで戦って散った人もいますし、まったく抗がん剤を使わずに医師の余命通りに衰弱して亡くなった人もいます。どうやってもダメなんだ・・という絶望も感じる一方で、生活習慣を変え、あらゆる民間治療で生還してきたサバイバーの存在も聞きます(あまり身近にはいないけど)。

いざ、がんになった時に、代替療法・民間療法を探すのでは遅すぎます。備えあれば憂いなし。そんなわけで、今から考えておきたいと思いました。ちなみに、奥さんにこんな話を熱く語っていたら「がんじゃない死に方したらどうするの?」と言われました。

ほんと、冷静な人って嫌ですよ。

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ま、冷静かどうかは別にしても、きちんと事実を見て考える大切さは学べます。

確かに怪しいけれど、ガンになったら選びたい民間療法NO.1【書評】ビタミンC点滴と断糖療法でガンが消える! (西脇 俊二)

ビタミンC点滴の効果に関しては諸説あります。ほとんどの西洋医学の医師は、かなり厳しい口調で、ビタミンCの効果を批判します。それは十分わかっていますが、私は、ガンになったら、試してみたいNO.1の方法が、ビタミンC点滴と断糖療法です。

以前、記事にしたことがあります。(参考:「高濃度ビタミン+糖質制限+ヒトフード」の3本柱!もしも、私ががんになったらやってみたい代替療法 - カラダシホン日記])

なので、素人意見であり、かなり偏っていますが、多少の思い入れもありながら、この本の感想を書かせていただこうと思います。

ガンが消える!

ガンが消える!

高濃度ビタミンC点滴は「効く」という事実

そもそも、西脇ドクターは精神科医出身であり、現在は、アーユルヴェーダを主とする内科・心療内科のお医者さんです。大学病院の教授でも、がん専門医でもなく、あまりにも怪しく見えるのは、しょうがないことだと思います。そして、これまた残念なことに、西脇DR自体が、また怪しく見えるのです(失礼!)たくさんの映画やドラマの監修をしたりして、がん専門に治療に打ち込んできた感がありません。この本自体、ビジネス書や自己啓発書のような軽さです。

しかし、高濃度ビタミンC点滴はとにかく「効く」のです。

これは帯に書かれている文言です。

・余命3ヶ月の女性が5ヶ月で完治!
・週1回の点滴と断糖で末期の胃がんがほぼ消えた!
・初期の卵巣がんがたった29回の点滴で消えた!
・上顎洞ガンが2ヶ月半で3分の1に
・胃がん全摘後に再発した女性のがんが2ヶ月で消失!
・週1回半年の点滴で乳がんが消えた!

こと、ガンに関しては、あまりこういう煽るような文句は聞きたくないわけです。私も友人や、家族をガンで亡くしてきました。なので、この本を見たときはスルーしそうになりました。

しかし、ビタミンC点滴には、この効果が全くの虚偽ではなく、実際にその幾分かの一でも可能性があるように思えます。西脇氏の最初の患者は、同僚の医師で、西脇氏がたびたび口に出していたビタミンC点滴と断糖で無事に生還しました。1章には、幾人かの具体例が述べられていますが、どれもが大げさ(嘘)とは思えません。

西脇氏は、おそらくビタミンC点滴が無ければ、生還しなかった人をたくさん見てきていると思います。

ビタミンC点滴は「抗がん剤」

そもそも、超高濃度ビタミンC点滴がガンに効くというのは、西脇氏が言い出したことではなく、アメリカでは、激しい批判にさらされつつも、ポーリング博士が主張し続けてきましたし、日本でも著名な医師のもっと説得力がある本がいくらでもあります。

希望の抗がん剤点滴ビタミンC---600の症例が語る

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  • 作者: 水上治
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2010/08/21
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つらくないがん治療 高濃度ビタミンC点滴療法

つらくないがん治療 高濃度ビタミンC点滴療法

ビタミンCは副作用がない抗がん剤のように働くと言われます。選択的にがん細胞だけを殺すと言われています。また、抗がん剤の副作用を大きく軽減するそうです。

反対派からは、ビタミンCがガンに効くエビデンスが無いと言われますが、がん患者にとっては、机上の空論よりも、今の希望が大切です。実際に抗がん剤は希望をほとんど与えてきませんでした。抗がん剤が有意に効くエビデンスの弱さは折り紙付きです。抗がん剤には、延命効果は多少あるかもしれませんが、本当に患者を生還させてきたでしょうか。

ビタミンC点滴には一縷の望みを感じます。

私は、ガンに対するビタミンCの効果に関しては知りませんが、自分の人体実験から、風邪やインフルエンザに対してビタミンCが驚異的な効果を及ぼすことを理解しています(経口摂取ですが)
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ビタミンCは、すごい効き目があります。病気の体は相当にビタミンCを消費してしまっているのですから、できるだけビタミンCの血中濃度をあげるというのは理に適っています。

がんの治療のためにビタミンC点滴を使うとすれば、保険適用外なので、相当の費用は覚悟する必要があります。(だいたい、月20-30万円が相場)しかし、ガン治療の民間療法の中では、価格的に、まだ良心的な部類かもしれません。(一年絞って、やってみても良いかもしれませんね。貯金が300万くらいあれば。)

いろいろ調べてみました。
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断糖療法を組み合わせる

また、ビタミンCの効き目を極限まで上げるために、糖質を断つというのもうなづけます。実にまともな考えです。これ自体も、西脇Drの独特な主張ではありません。

ブドウ糖を絶てばがん細胞は死滅する!―今あるがんが消えていく『中鎖脂肪ケトン食』

ブドウ糖を絶てばがん細胞は死滅する!―今あるがんが消えていく『中鎖脂肪ケトン食』

PET検査でガンを発見できるのは、ガンが糖質を主要な餌にしているからだと言われます。ブドウ糖とビタミンCの化学式は非常に似ており、血中にブドウ糖が無いときに、ビタミンCを入れると、がん細胞は、間違えてビタミンCを取り込み、これがガン細胞を死に至らせると説明されます。

それはともかくとして、ビタミンCとブドウ糖を同時に摂取すると、ビタミンCの効き目がかなり弱まることは事実です(なので、市販のビタミンC飲料やタブレットなどはほとんどNG)。糖質をカットした状態で、ビタミンCを摂ると、効果が増し加わることは理解できます。

西脇氏の断糖のルーツは、荒木医師です。現在、糖質制限の世界では江部氏が有名ですが、荒木氏はさらに極端?な糖質制限(断糖)で肉食を進めてきた、パイオニアの一人です。実は私も一番最初に糖質制限の考え方に出会ったのは、荒木氏の本がきっかけでした。
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根菜もNG、調味料もNG、果物もNGと、かなり厳しいのですが、ことガン治療と考えると、これくらい徹底しても良いかもしれません。いつまでも続けるわけじゃありませんしね。

少なくとも、ビタミンC云々は別にしても、ガン治療に取り組む人は「糖質制限」はしたほうが良いと私は考えています。ガンになると味覚が変わって甘いものを急に欲するようになると聞くことがあります。抗がん剤などで、食欲がどうしても落ちてしまい、気が付くと甘いものばかりを食べているという人もいますが、ほんと百害あって一利なし。

ストイックなくらい糖質は絞り込んで、プロテインを飲むなり、卵を食べまくるなり、したほうがどれほど良いでしょうか。先日、紹介したがんサバイバーの野中氏も、一時期、ビタミンC点滴を行なったようです。あまり詳しく書かれていないので、それほど、効果を感じられなかったのかもしれませんが、野中氏の場合、食生活の大きな改善がガンを治癒させる力になったことが読み取れます。
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ビタミンC+食生活改善(糖質制限)には根拠があると私は考えます。そして、それに加えて、断糖療法の肝は「肉食」です。

「高タンパク質」で体を作る

荒木氏の本を読むと分かるように、朝から晩まで「肉食」というのが断糖療法です。糖質を一切取りませんから、調味料などにも気を付けます。あまり味が無い肉というのは実に食べづらいものです。それでも、断糖療法がガンに効くと言われるのは、間違いなく「高タンパク質」だからでしょう。

がんになったら肉を食べなさい (PHPサイエンス・ワールド新書)

がんになったら肉を食べなさい (PHPサイエンス・ワールド新書)

糖質を制限して、ビタミンCでガンを攻撃し、良質のたんぱく質を摂り続けること、まさに、これに尽きるのではないかと思えます。私は、がん患者が肉を食べまくるのは無理だと思うので、ヒトフードで良いと思いますけど。
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まとめ

このように、私がこれまで勉強して、なお、自分の体で実践してきた方法の中でも、きわめて論理的で、納得できるガン治療なのですが、実に怪しく見えてしまうのは残念至極です。

書評しようと思いましたが、書いているうちに、今までの自分の主張をただ繰り返すだけの記事になりました。まあつまりは、私もこれまで学んできたことと、西脇氏の主張はほぼ同じということです。

劇的な効果を見ると、西脇氏の病院に地方からでも行って云々という話になりそうですけど、実践するのは難しい話ではありません。自分で徹底的に断糖を試みて、近くのビタミンC点滴を行なってくれる病院を探せばよいのです。そういう意味でも良心的な本だと思いますが・・。

いかがなものでしょうか。

ガンが消える!

ガンが消える!

結論:なんとも言えないなぁ・・・結局、バターやラードなどの動物性の油は身体によいの?悪いの?

エバラ)豚背脂 こく粒 800g

以前、こんな記事をアップしていました。すっかり忘れていましたが・・・私、ラードは身体によいと主張しているようです。
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ちょうど、MECを始めたばかりのころで、動物性脂肪摂るべし!という感じの気持ちでいたころなのだと思います。少し、修正が必要だと思いましたが、記事を修正するのは面倒なので、追記になる記事をひとつ書きたいと思います。

バターやラードが体に良いかどうかを問う前に、油に関しての、相反する論争の歴史を簡単に振り返ります。

マーケティングに振り回された「油」論争の歴史

ここ数十年で、健康に良い油に関しての「常識」は180度変わってきました。主に商売上の理由なのでしょうけれども、消費者はあちらの極端から、こちらの極端にと揺さぶられ続けてきました。畝山氏の冷静なコメントをご紹介します。下記はココナッツオイルについての文脈なのですが、油論争に関してざっくり知るのに役立ちます。

「健康によいとされたのが不飽和脂肪で、そのため飽和脂肪であるバターやラードの代わりに、植物油を部分的に水素添加して作られたショートニングやマーガリンが広く使われるようになったのです。しかしその後、部分水素添加植物油に含まれる不飽和脂肪であるトランス脂肪が、飽和脂肪よりも心血管系の健康にとって良くない、というデータが蓄積されます。そして現在、トランス脂肪はすっかり悪者になっています。

引用:「健康食品」のことがよくわかる本 畝山 智香子

過去には、常温で固形の油である飽和脂肪酸は血液をドロドロにするので、避けるべきだという声が大きくなったのです。そこで、メーカー各社は身体によい油として、マーガリンやショートニングという植物性油脂(不飽和脂肪酸)を売り出すようになりました。ほんと、数十年の間にこんなことが生じているわけです。信じられないですよね。真逆でしょう?

植物性油脂の危険が大々的にクローズアップされるにつれて、ココナッツオイルなどの飽和脂肪酸がまたまた注目されるようになりましたが、結局どうなの?って話なのです。オメガ3系の油が、一般人の生活の中では、大いに不足しているというのは間違いないとして、話題のココナッツオイルなどにしても、オメガ6系の油に関しては、これを摂ると良い!と主張すべき根拠はあまり無いようです。
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もし言うとしたら「こっちの油よりは、こっちが良いかも?」という程度ではないでしょうか。

植物性油脂に比べれば動物性油脂

バターやラードを積極的に摂りましょう!というよりも、植物油(特にサラダ油)に比べると、まだ動物性脂肪のほうがよくないですかね?というレベルなんです。しかも忘れてはならないのは以前は、動物性油脂の摂りすぎリスクが問題になり、それでサラダ油・マーガリン・ショートニングなどが登場したことです。どちらにしても摂りすぎちゃあかん。

「健康に良いと思われる動物油脂ランキング」では魚の油が第一位。脳機能の維持に作用するDHA、循環器系に効果を示すEPAを直接摂ることができる。DHAやEPAはすべての魚に含まれ、特にサバなどの青魚に多く含まれる。これにバター、ラード、牛脂が続く。

「つい最近まで『植物油が体に良くて動物油は悪い』と考えられてきましたが、それは間違いです。日本では高度成長期の一九六〇年代、牛肉や豚肉など動物性脂肪の摂取量が増えるにつれ、脳出血や脳梗塞の発症が減少しました。これは血管の栄養状態が良くなったからで、動物性脂肪は血管を丈夫にする効果があります。年配の方ほど動物性脂肪を積極的に摂ったほうがいい」(同前)


引用:文春クリニック 人生を変える! 食の新常識 (文藝春秋)

バター、ラードを肯定する根拠としては、あまり強くはありませんね。比べればということにすぎません。脂肪の摂りすぎは明らかなリスクです。
tosituseigen.hatenadiary.jp

確実に言えるのは、これくらいかなあ。オメガ3系油(青魚・えごま油)>動物性脂肪(バター・ラード)>植物性油脂(特にサラダ油)って感じでしょうか。少し調べなおしてみると、やはり、この順番が確認できただけでした。積極的に、バター・ラードを摂るべしということはできなさそうです。

まとめ

少し前に書いた記事を見直すと微妙な内容のものが多くあります。まあ、これがブログなのでしょうがないですね。明らかな誤りは書き直しますが、多少であれば、自分の成長の証として残しておくことにしました。その代りちゃんと追記記事を出していかないといけませんね。

リンゴの健康効果!最強のポリフェノール「プロシアニジン」で疲労回復!

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我が家では果物を食べるのは朝だけです。ナチュラルハイジーンに影響されて、朝の果物は排泄に欠かせないと思っています。実際に、何年もこの生活ですが、調子は良いようです。

フルモニ!フルーツ・モーニング―超健康ダイエット宣言

フルモニ!フルーツ・モーニング―超健康ダイエット宣言

しかし、あまりたくさんの種類の果物は食べられません。お財布の限界があります。そこで、うちは果物を「バナナ」と「リンゴ」に絞ることにしました。いつでも手にいれられて、そこそこ手ごろな価格で、健康効果が高いといえば、やはりこうなるでしょう。そこで今日はリンゴの健康効果についてです。

こちらの本(文春クリニック 人生を変える! 食の新常識 文春クリニックシリーズ (文春e-book) Kindle版 文藝春秋 (著) - ただの読書ログ(ヨシ・ノリハラ))で参考になった個所を引用します。

リンゴの「プロシアニジン」が最強

下記は、白澤Drのコメントです。

「プロシアニジンは、緑茶などに含まれるカテキンが二個以上結合した重合体です。強い抗酸化力を持ち、活性酸素消去能力を計るORAC値をみると、ビタミンCの約六十倍、ブドウに多く含まれるレスベラトロールの約三倍です。リンゴに含まれるポリフェノールのうち、七割近くをプロシアニジンが占めています」

リンゴの抗酸化力の秘密は「プロシアニジン」というポリフェノールにあるそうです。この「プロシアニジン」は動脈硬化の改善や、内臓脂肪を減らす、血糖値の上昇を穏やかにする、筋力の増加、アンチエイジングなど、様々な効果があることが報告されています。
参考:ポリフェノールの中でもりんごポリフェノールが良い理由 - りんごのチカラ研究所

その中でも、私が期待を寄せるのが、疲労・ストレスへの効果です。

「四十人にリンゴ約一個分に相当する百ミリグラムのプロシアニジンとビタミン類などを含んだ錠剤を十二週間飲み続けてもらいました。プロシアニジンが入っていないプラセボを飲み続けたグループの四十人と、血中の酸化ストレス値を測定、比較したところ、酸化ストレスがもともと高かった人たちは有意に数値が改善されることがわかりました。普段から疲れやすい人、慢性疲労の人により効果が期待できます」 

疲労や喫煙、炎症などが続いて、活性酸素を消すことができなくなった状態を酸化ストレスというのかな?
参考:酸化ストレス | 健康長寿ネット

リンゴを食べるだけで、この状況が改善するのであれば、安いものです。昔から一日一個のリンゴが医者を遠ざけると言いますが、常食するのにふさわしいフルーツですね。普段から、バナナとリンゴが安い八百屋(最近はあまり無いですね)を探しているところです。

朝食にリンゴを

我が家では、ヨーグルト+プロテイン+バナナ+チアシードなどを配合した、スペシャルな朝食を摂っていますが、可能でしたら、リンゴも常に加えておきたいですね。冬になると、かなり値上がりするので、バナナのみの日も多かったようですが、お菓子を買うくらいだったら、リンゴを常に食べるようにしたいと思います。過去には、ペクチンの作用に関してまとめた記事がありましたね。(すっかり忘れていた)
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一つの食材でも様々な健康効果があるんですね。面白いです。

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昔からの言い伝えは正しいものですね。モリモリ、リンゴを食べたいと思います!

1日1個のリンゴが成人病を遠ざける~らくらくダイエットにも最適 (ふるさと文庫)

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