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カラダシホン日記

主に食べることと、生き方のブログです。

食事療法だけではダメ!(書評)「専門医が教える糖尿病ウォーキング!」福田正博

糖質制限(食事)だけじゃ、健康にならないな、ということに最近気が付きました。とくに血液検査の結果を見ると運動不足がかなりたたっている様子。ここらで気合を入れないと、と読んだのがこの一冊。私は、まだ糖尿病ではありませんが、予防は大切ですね。

 専門医が教える糖尿病ウォーキング! [ 福田正博 ]

要約と感想

1章 糖尿病専門医による診療はどこが違うか?
予防を啓蒙してくれる専門医にかかることが強く推奨されます。数値を「まだ異常ではない」と見るのではなく「もう正常ではない」と見ること。5年後に大きくかかわる。

2章 糖尿病の治療費はいくらかかる?
合併症などにかかると治療費が高騰していく現実。症例から治療費を具体的に。治療を先延ばしするほど、将来の医療費負担は大きくなる。ちょっと「脅し的」な章。

3章 ウォーキングは糖尿病の予防&治療薬だ
誰にでも簡単に行えて糖尿病予防になるウォーキングの効果が紹介されています。ウォーキングが糖尿予防になる8つの理由が挙げられています。

4章 実践!糖尿病ウォーキング-その1
最も実践的で役だった章。血糖値対策のために歩く時間帯や頻度、強度など。いざ、糖尿予防のためにウォーキングしようと思えばすぐに気になる部分です。本屋さんで、ここだけ立ち読みでも良いかもしれませんね。

5章 実践!糖尿病ウォーキング-その2
ウォーキングを継続させる秘訣が扱われています。歩数計を購入したくなりました。歩き方・姿勢・フットケア・低血糖の予防・水中ウォーキングなど。割合に一般的な情報が載せられているように感じました。

6章 糖尿病ウォーキングと食事で相乗効果を
たくさん歩けば食事に気を使わなくて良いわけではありません。外食時に気をつけるべき6箇条はそのまま食事療法になりそうな情報です。糖質制限まではいきませんが、炭水化物のとりすぎなどを諌めています。

7章 糖尿病とストレス、うつの関係を理解する
ストレスから血糖値があがってしまった人の例がとりあげられています。糖尿病とうつは確かに関係しているかもしれないけれど、ウォーキングとの関係はあまり見られないかな?という印象

8章 糖尿病は「家族力」で治す
糖尿病の家族を支える方法についての論議です。たまには一緒にウォーキングも良いかもしれません。これは糖尿病専門医として常々思っていることなのでしょう。

9章 Drモグの、患者さんからよく聞かれる18の質問
18の質問とその答えですが、もうすこしウォーキングにしぼった質問がほしいかな?

 学べた点と考察


Walks / Hernan Piñera

「糖尿病ウォーキング」というネーミングがかなり微妙ですが、すっかり手にとってしまいましたので、ターゲット(糖尿予防人)の目にとまるのは間違いないです。この糖尿病ウォーキング、普通のウォーキングと何が違うか?といえば、単に体重減少やカロリー燃焼ではなく、血糖値のコントロールのために行うウォーキングであるということでしょう。

血糖値に効く有酸素運動

「もしインスリンに関係なく筋肉細胞に糖をどんどん取り込めれば、血糖値を下げることができます。そんなことができるのか?と思われるでしょう。それができるのです。運動をすることによってインスリンを介さない細胞内へのブドウ糖の取り込みが促進されます。」(「専門医が教える糖尿病ウォーキング!」福田正博 扶桑社 P60)

インスリンに頼らずに運動により血糖値を下げるというのは非常に良いアイデアであり、実際的です。もちろん、食事療法やインスリンが一切いらなくなるわけではないかもしれませんが、ウォーキングにより高血糖状態を回避させることができるため、すい臓を疲弊させることを避けることができます。

そのため、歩くタイミングも、通常のウォーキングで推奨される時間帯とは異なっています。

糖尿病ウォーキングを行うタイミング

「糖尿病ウォーキングの場合は少し違います。短期的には血糖値を下げ、長期的にはすい臓にやさしい(インスリンが効きやすい)体質に改善するためですから、これを最優先させなければなりません。血糖値がもっとも高い時間は、食後30分から2時間の間です。この時間帯にウォーキングをして血糖値をさげる。これが糖尿病ウォーキングの理にかなった考え方です。」(「専門医が教える糖尿病ウォーキング!」福田正博 扶桑社 P86)

 筆者は、朝食をしっかり食べたあとに歩くこと(通勤なども可)を進めていますが、こまぎれウォーキングでも効果があるとのことですので、通勤などで意識して歩くようにすることで、糖尿予防ができるというのは良いアイデアです。

私は自営業で毎朝の出勤は無いので、夕食を食べたあとに歩いています。食後30分は胃腸がまだ落ち着かないので、軽く読書などして、食後30分から20~30分軽めの散歩を楽しんでいます。そしてその後、軽くですが筋トレをします。これが、すい臓を守っていると思えば、頑張れます。

ちなみに、最近は妻が一緒に歩いてくれるようになりました。一緒に歩く人がいれば、次の方法でウォーキングの強度を図ることができます。

糖尿病ウォーキングの「強度」

「慣れてきた人の場合は6kmを意識するといいでしょう。個人差はありますが、糖尿病ウォーキングでは、この程度のスピードが血糖や脂肪の燃焼継続時間が長くなって効果的です。・・・自覚的にはちょっと汗ばんで、ふたりでウォーキングをしている場合に隣の人と軽く会話ができる程度のスピードです。」(「専門医が教える糖尿病ウォーキング!」福田正博 扶桑社 P93)

 おかげさまで夫婦の会話を楽しみながら、毎日、散歩ができるのはありがたい限りなのですが、ちょっと残念なことは、妻のほうがはるかにペースが早く、話していると私がかなり息があがっていることです。ちょっと鍛えないと情けないな。メタボおやじになっている自分を感じています。

これは夫婦円満のカギにもなりますし、メタボ解消にもなるし、糖尿病予防にもなるし、良いことづくめですから、日々の習慣にしたいと考えています。

ウォーキングについて学びたい

糖質制限をきっかけに栄養や食事療法についてなみなみならぬ関心を持ち勉強を始めました。同時に、運動(おもにウォーキング)にも興味がわいてきました。医療費が国の経済も家計も圧迫している今、ほんのすこしの努力で悲惨な未来を避けられるなら、ぜひ自分の健康を管理したいと強く願うようになりました。

過去にも多少ウォーキングにはまっていた時期はあるのですが、「血糖値」や「すい臓」という観点から考えてはいませんでした。これからモリモリ歩いていきたいと思います。下記の本がウォーキングの名著と言われています。どこでも手に入らない(絶版)ですが、幸い入手しました。これから、お尻をフリフリしながら、ウォーキング頑張ります!

 

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