読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

カラダシホン日記

主に食べることと、生き方のブログです。

食べてはいけない肉に注意(本物ではない、加工肉、成形肉に注意!)

f:id:nazenanido:20160202104422j:plain

厳密に言うと、内海氏は肉食否定派ではありません。

しかし、食べてはいけない肉があるという指摘をしています。とりわけ、現在の畜産の状況を指摘して、今の現代人が食べる肉が、古代の人々が食べていた肉とはまるで違うものであることに注意を引いています(それを言われると何も食べられないかもしれないけど)。

食べてはいけない肉を見分ける4つのポイント

内海氏は注意を促しているのは、以下の4つの点。

  1. 国籍・・・どこの国で育ったものか
  2. エサ・・・どのようなものを食べて育ったか
  3. 環境・・・どのような環境で育ったか
  4. 投薬・・・薬を与えられているかどうか

「トクホを買うのはやめなさい」 内海聡 竹書房新書 P103

狂牛病が話題になった時、かなりセンセーショナルに騒ぎ立てられた点ですが、アメリカ産の牛肉にはひどいエサが与えられているそうです。それこそ、内海氏の書籍、またよく一緒に仕事をされているジャーナリストの船瀬氏の書籍で、私はレンダリングプラントという動物の死骸を、牛に食べさせているという話を知りました。

nazenanido.hatenablog.com

このような方法で畜産された牛肉が狂牛病の原因になったというのは知られています。先日の記事(参考:怖い!牛肉を食べると狂牛病が人間に感染する(クロイツフェルト・ヤコブ病) - カラダシホン)の中でも触れられましたが、そのような牛肉から、人間にも狂牛病が感染することが分かってますから、一概に、肉を食べればなんでも良いと言えないのは明らかですね。 

 

「安くて美味しい肉を食べたい」という不自然な欲望 

「成型肉というのは、加工肉にすら使えないようなクズ肉や内蔵などを軟化剤などで柔らかくして、混ぜあわせた上で結着剤(ようするに接着剤)で形を整えた肉のことです。これだけでも、とても食べる気が起こらない代物ですが、偽物の肉を霜降りの肉に改造するために、脂肪を注射で注入するインジェクション加工というものがされているものまであります。ちなみに、インジェクション加工は成形肉だけではなく、普通の肉にも行われており、霜降り加工肉などと表記されています。また肉ではありませんが、安いネギトロなども、これと同じように人為的に脂肪(トランス脂肪酸であることが多いようです)を加えたものがあるので、注意が必要です。

・・・これらの偽物食材や食品は、消費者の「もっと柔らかい肉が食べたい」「安い霜降りの肉が食べたい」という要望が生み出したものとも言えるのです。」

(「トクホを買うのはやめなさい」 内海聡 竹書房新書 P110)

 もっと安い肉を、もっと美味しい肉を、、、という消費者の過剰なまでの要求に応えて、異常な食品が市場に登場するようになっており、こうなると、もはやそれを「肉」とは呼べないものになっています。

内海氏が指摘するように、「肉を食べてよいか、どうか」という問いではなく、「どんな肉を食べてよいか」というのは正しいと思えます。私自身は、牛肉はほとんど食べませんし、霜降りに何の魅力も感じないわけですが、あえて、脂肪を(しかもトランス脂肪酸ならほんと殺人的)を注入したお肉を食べたいなど、決して思いませんね。

当然ですが、ソーセージやハムなどの加工肉はごまかしが多く、保存料などが多く入っているので、注意しなければなりません。内海氏の指摘する通り、本来は、ハムやソーセージなども、塩漬けにして肉を保存するものだったわけですが、それに加えて、発色剤や柔らかく保つための添加物を加えている(本来は不要なもの)ことに注意を払わなければなりません。食感や、やすさに惹かれすぎる消費者にも問題があるというのはもっともな指摘だと思います。

 

内海氏のオススメ獣肉やジビエ

もし消費者が、高くても本物志向の食材を買うようになれば、このような「偽善」が入り込む隙間などなくなるというのは、その通りですね。内海氏が食べている肉を最後に紹介したいと思います。

「私は肉食を否定している医学者ではありませんので、秋から冬にかけてとれるジビエをよく勧めています。野生で育った肉は筋肉質で脂肪分が少なく、高たんぱく、高ミネラル、低カロリーで、生命力に優れています。・・・ジビエは放射能の影響を受けやすいので産地を選ぶことが重要です。」(「トクホを買うのはやめなさい」 内海聡 竹書房新書P153)

なんだ?ジビエとは・・・。検索してみると・・・ 


【産地直送】長州ジビエ 猪ロース肉 1kgイノシシ肉 山口県下関産 【精肉】【加工可能】【イベント】

なるほど・・・ジビエとは・・・・イノシシ??と思いましたが、違いました。ジビエとは畜産と対比して語られる狩猟肉のことだそうです。

ジビエ(仏: gibier)とは、狩猟によって、食材として捕獲された野生の鳥獣である。主にフランス料理での用語。主に畜産との対比として使われる。狩猟肉。

ジビエ - Wikipedia

 ここまで肉を食べるのにこだわれないかな・・というのが私の素直な感想ですが、お肉ならなんでも良いというのが危険であることはよく分かりました。内海氏は極端な感じもするのですが、頷ける指摘も多いです。

「世の中の食事療法の本を見ていると、半分くらいのものは肉を食べるなと書いており、半分くらいのものは肉を食べたほうがいいと書いてあります。ちょっと勉強すると、どちらが正しいんだ?と思ってしまいますが、正解は両方とも正しくないということになります。・・・私たちが食べている肉や卵は先住民が食べているものとは質も違うし、悪い添加物や遺伝子組み換えのエサや薬や、その他毒物のオンパレードだからです。・・・条件がつくことを忘れないで下さい。先住民が食べていたものに近い肉や卵を食べること、そのためには畜産のものだけではなく獣肉などをうまく活用することが大事です。」((「トクホを買うのはやめなさい」 内海聡 竹書房新書 P187-189)

ま、それだけ、本当に安心できる食材が少ないとも言えますよね。

関連記事

tosituseigen.hatenadiary.jp

 

広告