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カラダシホン日記

主に食べることと、生き方のブログです。

MEC+BOOCSダイエットの効果を体感!「脳の疲れをとれば、病気は治る! 「脳疲労」時代の健康革命 (PHP文庫) 藤野 武彦」

MEC ダイエット ストレス 書評

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脳の疲れをとれば、病気は治る! 「脳疲労」時代の健康革命 (PHP文庫)

はじめに

読み始めるまで分かりませんでしたが、いわゆるBOOCSダイエットの本でした。以前、読んだこの本(病気は脳がつくっていた 「動物脳」を解放すれば、健康になる!)がめっぽうよくて、脳疲労の本を読みたいなと思っていたので、つい手に取りました。中身を読んでいて、ああ、BOOCSダイエットの本なんだ、と。

BOOCSダイエットは、賛否あるのですが興味深い指摘も多く見出せます。脳疲労を治す=好きなだけ好きなものを食べる!で本当に効果があるのか、なかなか得心できないところもありますが、私がMECで痩せられた理由もなんとなくわかるようになりました(後述します)。

ちなみにBOOCSは以下の頭文字をとったもので、藤野氏の提唱している脳疲労をいやす理論となります。

Brain(脳)
Oriented(目指した)
Oneself(自己)
Control(調整)
System(方法)

内容

メタボ・糖尿病・うつなどの病は、疲れた脳からのSOSだった!本書では「脳疲労」研究の第一人者が、病気になる脳の仕組みを紹介。「好きなものを好きなだけ食べる」など、自分でできる脳疲労解消法を教えます。心地よいことだけを行って嫌なことをやめれば、脳の疲れはとれ、体は正常に戻ります。ストレス時代の新・健康法で、体の不調とお別れしましょう。

印象的なコメント(トップ3)

BOOCS理論の3本柱

第一原理 
自分が自分を禁止、抑制することをできる限りしない。
第二原理 
自分にとって心地よいことを一つでもいいから始める。
第三原則 
健康によくて、しかも自分がとても好きなこと(食べ物)を一つでもいいから始める(食べ始める)。

「制限」が脳にストレスを与え疲労させるので、まずは一切「制限」しないという極端な手法です。あれをしてはいけない、これをしてはいけないと制限を課するより、好きなことを好きなだけやらせます。その中で健康的な習慣を一個加えさせます。

極端な例なのだと思いますが、

「五時から男」を地でいき、毎日、気の合った仲間と会っては酒は一升、タバコは四〇本、運動はいっさいしない」公務員のNさん

の例が登場します。BOOCS理論で言えば、第一・第二原理はあてはめているので、Nさんは、基本的にこれで良いのです(え~~~~!)。第三原理だけ加えることにし、後述する一日一快食を実践したところ、Nさんは痩せはじめ、各種の健康状態(コレステロール・中性脂肪・脂肪肝)も改善されたというのです。(これが本当なら、私のこれまで学んできた健康理論が総崩れします・・。)

ともあれ、この理論を実践する「核」になっている一日一快食についてご説明します。

「一日一快食」

「一日に一度は快食を、つまり質量とも心から満足できる食事を楽しみましょう。」


「「快食」を夕食で取る場合、多くの方が気にするのがその時間です。「仕事が不規則で、どうしても夕食の時間が遅くなる。でも家でゆっくり食べたい」というのなら、ぜひそうしてください。遅い時間に食べるマイナスよりも、快食ができるプラスのほうがはるかに大きいのです。」

一日一度は思いっきり好きなものを好きなだけ食べる。

この理論の場合、栄養云々ではなく「脳疲労」に焦点を合わせます。食べると、脳疲労が癒されると。なんと食べる時間さえ気にしなくてよいというのです。本書で紹介されている事例では、どうしても夜が遅くなり10時、11時の食事になってしまう。だから夜の快食はできないと考えていた人に、いわゆる健康的な食生活より、脳疲労をいやすことが大事だと説得し、夜にドカ食いしてもらう。そうすると、ぐんぐん痩せ始めたという例がとりあげられています。

え~~~、本当ですか?というのが、まあ、正直な気持ちです。

ただ、頭ごなしにこの理論を否定できないのは、私も同じような方法で痩せたからです。私の場合は、糖質制限→MECダイエットに取り組みましたが、MECは、「制限」より「できるだけ肉を食べる」ということに重きが置かれる方法です。

制限より、加えることに重きが置かれています。夜でも、寝る前でも、「肉を食べよう」という、従来とは真逆のアドバイスを受け入れて実行した結果、1年かけて10キロ近く体重を落とすことに成功しました。これは従来の常識とは逆だったと思います。肉は消化に悪いとか言いますね。

tosituseigen.hatenadiary.jp

そして、これを実践するうちに、食欲はあるべき位置に収まってきました。これも藤野氏の言う通りです。

tosituseigen.hatenadiary.jp

しかし、これはMECだからこその成果だと私は信じました。同じ食事法を糖質食べ放題で実践するとどうなるのでしょうか?糖質を食べまくることが、脳疲労をいやすとはどうしても考え難いです。MEC+BOOCSダイエットを考えるときのみ、今は納得できます。

森田療法とBOOCS法

「自分をあるがままに受けとめるという点において、一見、BOOCS法と似ているようですが、実は全く相反するものです。森田療法は、イソップ物語『北風と太陽』の北風に相当します。これはエネルギーを必要とする方法で、実はいまの時代には合わなくなってきています。なぜなら、いまは大きな時代的変化を迎えているからです。  精神病でいえば、かつては神経症、ノイローゼの時代だったのですが、現代はうつの時代に変わってきました。神経症というのは、エネルギーは普通にプラスであり、悩むエネルギーがあるのです。ところが、うつ病というのはエネルギーが不足の状態です。」


「つまり、エネルギーがなければ悩むこともできないのです。したがって多くの現代人のように、エネルギーがない人には北風型は向きません。その点、太陽型であるBOOCSからスタートするほうが、いまの時代に合っているのです。」

現代人は、脳疲労→うつ病気味である著者は説きます。だからこそ、北風式にエネルギーを使う鍛錬法ではなく、まずは、太陽型に「好きなことを好きなだけさせる」BOOCS法が適しているのだと説きます。

自己鍛錬とメンタルタフネスへの道をひた走る(走りたい)私としては、普通に受け入れがたい結論です。ただ、MECで痩せたのは、一部にはこの理論にあったようなことが関係しているのかもしれないという思いが、BOOCSを完全に否定できない根拠です。

まとめ

なるほど、巷に賛否両輪があるのがよく分かります。ある意味ではスピリチュアルな健康法です。医師の立場で、BOOCSに賛同できる人というのは少ないかもしれませんね。私の今の結論としては、MECと組み合わせる時にBOOCSは効果を発揮する、と納得しています。ある意味で興味深い一冊ではありました。


脳の疲れをとれば、病気は治る! 「脳疲労」時代の健康革命 (PHP文庫)

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