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カラダシホン日記

主に食べることと、生き方のブログです。

姿勢をよくしたいなら「意識」を変えること!「座り方を変えれば、身体の疲れがイッキに取れる!」仲野孝明(学研プラス)

姿勢 整体 書評

姿勢をよくしたいと切実に願っているのですが、どこから手をつけてよいか、まだ見いだせていません。姿勢本をいくらか読んでみて、きっかけを探る努力中です。

ひとつ確実に言えるのは、なんだかんだと、結局は日々の「習慣」が姿勢を作る、ということです。その意味で、他力の整体や姿勢矯正には限界があると考えています。私が、整体をしていた時には、足の長さ、骨盤のゆがみなどは、ものの数秒で矯正できましたが、動き始めると、ものの数秒でまたゆがむというのも知りました。いくら他力でケアをしても(してもらっても)、自分で自分の体を治すことができなければ意味が無い。ずっとそう思ってきました。だからこそ、操体を始めましたし、他の人に触るのを辞めました。

さて、この本の著者の仲野氏は、何代も続く整体治療家なんですね。そして、現在、仲野氏は「姿勢治療家」と名乗っておられます。結局のところ、整体業もつきつめると、他力ではなく、いかに自力で自然治癒力を発揮させるか?に帰結するのだと思えます。とりわけ、この本は「座り方」に絞っているところが秀逸です。


座り方を変えれば、身体の疲れがイッキに取れる!

パソコン、ストレス、睡眠不足…疲れがなかなか抜けないのは、疲れの根っこを取らないから。疲れをイッキに取りたいなら、まず「坐骨」を立てましょう!姿勢を整えることから健康な身体をつくる「姿勢治療」の第一人者が目からウロコのノウハウをコーチ!

印象に残ったコメント

「王冠」を頭に載せるイメージ

「王冠を頭にのせて、落ちないようにしてください」そうすると、あごが自然にひかれ、猫背にありがちな、頭が前に出る姿勢を予防できます。また、上体から曲げる際に、腰からでなく、股関節から曲げる動作も身につきます。さらに、「自分は王様、女王様」とイメージするので、モチベーションがぐっと上がります。

頭の位置を高く保つために、王冠を頭に載せているとイメージするのが効果的です。頭の位置を高くする技術(意識)はアレクサンダーテクニックでも学びました。王冠のテクニックは、これをもう少し具体化した感じでしょうか。
tosituseigen.hatenadiary.jp

考えてみると、王様や君主が猫背で王冠が滑り落ちてきてしまう様子っていうのは実に締まらないものがありますね。凛とした自己イメージを持つのにこれは良いテクニックだと感じます。結局のところ、姿勢は「意識」なんですよね。

正しい座り方とは?

「坐骨を立てるコツは、椅子に深く座ることです。それだけで、自然に坐骨は立ってきます。深く座ろうとすれば、お尻を後ろに押し出すイメージになります。その意識が、骨盤が寝るのを防ぎます。」

大変シンプルですが、坐骨を立てて座るということ。つまりは、背もたれにぴったり背中をくっつけて、深く座ること。これだけなんです。意外だなと思えるくらいシンプルですが、実際にやってみると、すぐに気持ちよくなりました。普段、楽な姿勢と誤解して、背もたれにだらしなく背中をゆだねている浅い座り方は逆に背骨に負担をかけていることが実感として分かります。

深く座ると、インナーマッスルもグッと鍛えられるようです。自然にそうなるというのが分かり収穫でした。この発想から言えば、このような補助具を使って坐骨を立てるように座る習慣を作るのは悪くなさそうです。

この前、電器店に行ったときに、この座椅子みたいなものに、いろいろ座ってきました。ぐっと背中を立たせるように座らせてくれます。運転の時、専用のシートもあるようでしたよ。

姿勢は習慣

「めどは3週間です。その期間中に1日1回、姿勢に意識を向けてみてください。毎日そうする必要はありません。3週間のうちに7回、姿勢について何かすれば、脳が「姿勢というものは大切だ」と意識するようになるはずです。脳科学の中井隆栄先生によれば、短期間に7回、同じことを脳にインプットすれば、記憶として定着するそうです。3週間に7回、「姿勢が大切」と脳に入れれば、それが次は2か月の習慣につながります。  そして2か月つづければ、あとは特に意識しないでも、良い姿勢を保つ習慣ができているでしょう。まるで、食後に歯磨きをするのと同じぐらい、良い姿勢でいることが、ごく自然なことになっているに違いありません。」

姿勢は「意識」ですし、「習慣」なのだと思います。特にモデルさんたちは、いつでも「意識」が高いので姿勢が整っているのでしょう。姿勢を整わせれば整わせるほど、インナーマッスルも自然に鍛えられ、その姿をキープできるようになってくるわけです。仲野氏は、平日の夜8時の姿勢を思い出すようにと、講習会で言うそうですが、意外とみなさん自分のだらっとした姿勢を意識していないのだとか。相当、意識していないと、姿勢というのは簡単に崩れます。いつでも、見られている、自分は王様なんだ、みたいな「意識」を持つ「習慣」が人を変えるのかもしれません。

そのような姿勢を体に覚えさせてしまうという点では、筋トレや骨盤矯正のような物理的な方法ではなく、アレクサンダーテクニックのような意識を変えるような手法が良いのかもしれませんね。

まとめ

非常にシンプルな姿勢ノウハウでした。座り方も一行で紹介できるほどのものです。いわゆる「良い姿勢」で座るというのが肝ですが、ぜひやってみようと思います。

「「これが人間にとって自然な状態だというが、いやいや、とてもつらくて、やっていられたもんじゃない!」  それは、知らないうちに身体の錆び(筋肉の癒着)が進んで、筋肉に悪い癖がついてしまっているからです。新品のカレンダーが巻き戻るのと同じで、力を入れてひっぱりつづけないと、すぐにクルンと丸まってしまう状態です。」

ある意味では、良い姿勢を保つのも筋トレです。毎日の生活習慣に「意識」を加えて、良い姿勢を保つ努力をしてみたいと思います。いろいろな不定愁訴が消え去るかもしれませんね。


座り方を変えれば、身体の疲れがイッキに取れる!

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実はこの本に関心があって、仲野氏を知りました。まだ読んでませんが・・。以下の動画も参考になりそうですね。

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