私は整体も、足もみもお仕事としてやっているわけですが、人に施術してもらうだけでは限界があります。結局は、自分で自分の体を改善する意識が無いと、決して体調は回復しません。そういうことを、肌感覚で毎日感じます。
と言っても、日々、ストレッチなり、なんなり、自分でするかというと、なかなか実践できる人はいません。そこで、できるだけ簡単で、すぐにフィードバックが得られる方法を模索しています。
寝ている間に足裏反射区を刺激する
そんな模索の中で、ひとつたどりついているのが、足の反射区を寝ている間に刺激する方法です。古くは、長谷氏の足裏湿布法があります。
湿布はくるくるはがれてしまうのですが、効果はあります。私個人としては反射区に「刺激を与え続ける」というのが、人体にどのように働くか分からないのですが、反射区に現れている反応を、筋肉のコリと単純化してしまうのであれば、この方法も効果的なのではないかと考えています。最近、湿布の代わりに使用しているのが、ピップエレキバンです。
足裏にピップエレキバン
単純ですが、磁石がグイグイと、筋肉に作用している感じが好きです。湿布の薬剤より、こういう物理的なほうがなんかいいですよね。これを足に貼ってみるわけです。
ほれ。
腎臓を狙って貼ったつもりでしたが、ずいぶんずれてますね(涙)。ズンと響く、痛みがくる位置に貼っているのです。何日も貼りっぱなしというわけにはいきませんが、寝ている時だけ、この刺激を与えています。ちなみに、マグネットは、何度も繰り返し使えますので、効率的です。張替のテープさえ用意すれば大丈夫ですね。
強烈な痛みのある反射区に一つずつ
自分で足もみすると、加減してしまうので、あまり痛みがある個所は分からないのですが、専門の人にやってもらうと良く分かります。私の場合は奥さんも足もみしますので、互いに足をもみあいます。そうすると、同じくらいの力でも、針で刺されたように痛い個所や、鈍い痛みがある場所がはっきりします。本当に違いがあるんですよね。
私だと、左足の外股関節、上半身リンパ、上あご、右足の胆のう、肺(肩?)が痛いです。こういう場所を絞って、一番、痛い個所に1個ずつエレキバンを貼っていきます。一週間ごとに、足もみをしてもらって、痛みがどう変化しているかを確認します。こういうのも楽しいですね。ほんと、実験です。
まとめ
自分でやっていく健康法ってのは、複雑だったり、手順がいろいろあると、まず続きません。やっても、ほんとに3日です。だからこそ、ある程度最初は他力の要素を含め、「ここに貼るだけでいいんだって」というものが必要です。やがて、自分の工夫や努力で、身体の反応が変わることが分かれば、いろいろ試してみたくなりますもんね。
足首回し+足裏ピップエレキバンで、まずは、健康維持をお勧めしようかと思ってます。
(追記)ファイテンテープを使った方法にチャレンジ中です。
tosituseigen.hatenadiary.jp