カラダシホン日記

主に食べることと、生き方のブログです。

ただ、体の声を聴く!「フォーカシング」的「操体」でだいたいの不調は解決できる。

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体の痛みや不調を治す(というよりは、折り合うという感じですが)ための、私なりの方法があります。私は、操体愛好家ですので、自分の体の感覚を通して、体が自分で自分の体を治すのを助けていくような操法が好きです。文字化すると、途方もなく怪しい感じですが・・。このような方法のメリットは、ハズレが無いことです。

どれだけ治療センスのある先生でも、本人のようには痛みやダルさという感覚を共有できませんし、体が体を治す方法をガイドできるとも限りません。外面から見た歪みを矯正して、非常にうまく行くこともありますが、大ハズレになることもあります。体の微妙な要求に応えるには、自分の体を自分で治すのが一番です。

従来の操体とは少し違いますが、フォーカシングの要素を取り入れると、体の声を聴きながら、体が自分で自分を治していくのを手助けできます。

フォーカシングとは?


やさしいフォーカシング―自分でできるこころの処方

フォーカシングとは心理療法の一つです。体のあいまいな「感覚」を手掛かりに、心にアプローチしていくため、ボディワークのひとつの数えられることもあります。辛い記憶を想起させる場面を見たり、経験した時に「のどの詰まった感じ」や「胃がぐっと締め付けられる感じ」など、独特な「感覚」が生じることがあります。

この「感覚」を手掛かりに、体に問いかけをしていきます。

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参考:マンガで見る心理療法①②③ Kindle版 相澤雅子 (著) - ただの読書ログ
(2巻 フォーカシング編より画像引用)

ま、確かに怪し気ではあるのですが、このようにして、「感覚」にしっかり向き合うというのが、人が治るための第一歩となります。

現代人は、痛みや不快感をすぐに薬で解消してしまおうとしがちです。頭痛や腰痛などの痛みは、時折、「警告音」になぞらえられます。体の内部、時には心で生じていることを私たちはすぐに察知できません。そこで、体が「痛み」「不快感」という「音」で異常を知らせてくれるわけです。この「感覚」をすぐに抑え込んでしまえば、当座の不快感は消えても、根っこの問題は解決しないままです。

そこで、しっかりと、この「感覚」に向き合うことが大事です。

フォーカシングを操体に活かす

私はこの手法は、心というよりも、まずは体の歪みを治すために使えると思ってます。突き詰めると、心につながることもあるのですが。先日、私が実際に経験したお話です。私が主に悩まされている症状は「鼻炎」です。鼻炎のような症状でさえ、フォーカシング的なアプローチがよく効きます。

例として、先日、私が自分の「鼻炎」にアプローチした様子を解説します。

まずは、ベッド・お布団の上に横になります。体は楽な位置に横たえて置けばよいと思います。寝た状態で、特に不快な「部分」に注目していきます。私の場合だと、左鼻がつまることが多く、いわゆる「迎香」のツボあたりが脈打つような感じであることが分かります。苦しくなると、ここをゴリゴリ押したり、つまんだりしがちですが、今回ばかりはじっと、その不快感を見つめるようにしていきます。やがて、脈打つ感じが移動していきます。ジワジワした痛みは、移動しはじめ、別の個所がジンジンと痛くなることがあります。この過程で、体が、ビクン!と動くようなことが、何度かあります。全身、それこそ、足指が動くこともあります。体の動きも、できるだけ、自然に動くに任せます。(野口氏の自動運動のようなものでしょうか)。


私の場合だと、脈打つような感覚は徐々に移動し、後頭部にいくことが多いです。そして、頭の後ろの皮膚がガチガチに固まっているということに気づきます。あ~、なんか最近は色々悩んでいて、ずっとパソコンの前で考え事し過ぎてたな~とボ~っと思っていると、フッと、後頭部の緊張が解けます。途端に鼻がスッキリします。

この時の精神状態は、ほとんど、瞑想状態に近いかもしれません。何かを考えているような、考えていないような、ひたすら体の感覚に耳を傾け続けるだけです。眠ってしまうこともあります。うまく行くと不快感は完全に消失します。

うん、やはり怪しい感じがします(笑)。文字でも怪しいですが、実際に自分で自分を治そうとしている時は、もっと怪しいはずです。

「不快感」にちゃんと向き合う

体の「感覚」(特に不快な感覚)をもとにして、原因の歪みを探ります。

よく、痛みを我慢している人に、「特にどこが痛いですか」と尋ねると「全部!」ということがあります。まあ、そういうことは普通はありませんので、「特にどの動きで痛みが生じますか」と聞きます。操体で教えられている関節の8方向の動きを説明しますが「どの動きも痛い」という人が多いです。自分の体の「感覚」を見極めるセンスが鈍っているんです。

まずは「不快感」にしっかり向き合って、どこかどのように不快なのかということを見極めることがスタートです。何かをしようとしなくても、体を熱心に治そうとしなくても、ゆだねているだけで、体は自然に治しをつけようとしてきます。ただただ、痛みを取り除こう、不快感を抑え込もうとしている人には一生かかってもたどりつけない見地ではあるのですが、ここまでくると、自分の体をいっそう信頼できるようになります。

まとめ

フォーカシングは「感覚」から「心」に働きかけるものですが、「感覚」から「体」の治しに身をゆだねる操体法もお勧めです。「体」を通して「心」にたどりつくことはよくあります。焦らず、もっと、自分の「原子感覚」を呼び覚ますことが大事ではないかと考えています。

操体の本では、抜群に今先生の本がお勧めです。今先生の操法には「整体」を越えた観点があります。ボディーワーカー的な人のほうが本質が分かるかもしれませんね。


操体法治療室―からだの感覚にゆだねる


楽しくわかる操体法

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