カラダシホン日記

主に食べることと、生き方のブログです。

健康は毎日の生活で作られる!【書評】内科医が語る35歳からの若さと健康への7大法則(上)(中)

Amazonで評判の良かった健康啓発本を購入しました。

海外在住の内科医(女医)さんの、真っ当な健康本です。それほど、独特な主張が書かれているわけではなく素直に読める、常識的な健康本です。ちょうど、35歳を越えたところですので、完全にタイトルにつられて購入しました。実際に、役立った個所をいくつか紹介し、コメントしたいと思います。

健康はサプリや器具ではなく、シンプルに「睡眠」「食事」「運動」など、日常の積み重ねでできています。小さな工夫で健康になることができ、維持することができるのだから、意識するのは大切なことですね。

上巻からは「インスリン」の働きを取り上げた記述を取り上げてみたいと思います。

インスリンを「意識」した食生活を

インスリンが急激に、大量に、ドバーっと出るような食生活を続けていれば、長期的に見れば確実に健康を損ないます。炭水化物・糖質・甘いものを食べれば食べるほど、甘いものが食べたくなります。血液中にあふれた糖を何とかしようと、体がインスリンを必死で分泌しすぎてしまい、逆に低血糖になるからですね。この仕組みは良く知られていますが、実際に、自分の体で試すことができます。甘いものを食べれば食べるほど、食べたくなる。ほんと、スイーツは百害あって一利なしです。

そこで、大事なのが、インスリン、ドバーっを起こさない食生活。炭水化物オン炭水化物を避けること、スイーツを避けること、やはり糖質制限を理解した食生活の基本は大事です。今回、私が特に注目したのは、食べ方の順番です。

「ばっかり食い」

「野菜のおかずを全部先に食べる  あなたはご飯とおかずは交互にまんべんなく食べよう、と言われたことがありませんか? 私が子供の頃は、例えばハンバーグばかり食べると「ばっかり食い」などと呼ばれ、しつけができていないかのように言われたものです。でも、実はばっかり食いの方が、健康的なのです。


ただし、順番を間違えないで。野菜を先に食べること!逆をするとインスリンがドバーッと出ます(私が小さい時は、ハンバーグやご飯ばかり先に食べて、付け合わせの野菜は最後まで残していたものです。健康的なばっかり食いではありませんでした。)。野菜をよく噛んで食べることで、後で食べる糖分の吸収がゆっくりになります。野菜の中の食物繊維が糖分を急激に吸収するのを遅らせてくれるのです。急激に吸収されなければインスリンもドッカーン、と出なくて済みます。これは糖尿病にも有効な食事の仕方です。」

空腹状態で最初に口に放り込む食品がGI値の高いものですと、すぐにインスリンがドバーっと出てしまいます。GI値というのは簡単に言えば、血糖値のあがるスピードです。糖質オンリーの食材を食べれば、血糖値は急激に上がりますが、食物繊維やミネラルが多い食材の場合は、血糖値の上がり方は緩やかです。参考:GI値とは?

食事の最初にご飯(白米)のような糖質を口にすると、血糖値は急激に上がります。そこで、食べ方の工夫です。最初に、GI値の低い食品を食べておくことで、食事の最初からインスリンがドバっと出ることを避けられます。著者は「ばっかり食い」を勧めています。これは、フランス料理のコースなどがそうですね。まずは前菜から、メインディッシュに進み、最後に主食?(糖質)です。

食べ方順番ダイエットなど、一時、ブームになりました。

「野菜から食べるだけ」ですぐ5キロ減!

とはいえ、なかなか、これを普通の家庭で実践するのは大変です。だいたい、そんなに何品も用意できないことも多くて。

「ながら食い」という発想

そこで私が考えたのが「ながら食い」です。料理の準備をし「ながら」、GI値の低い食品をつまみ食いするのです。うちは共働き(職場・仕事も一緒)なので、同時に帰宅して、そこから奥さんが食事支度をすることが多いです。ほんと、お疲れ様ですよね。こういう時に、作り置きの常備菜、無ければ、野菜系のお惣菜を買ってきて、それを食べながら食事支度をするのです。ナッツ類や、おからを食べることも多いですね。

小腹も満たせますし、何もよりも、食事の時にドカンとインスリンを放出するのを防げます。これは無理せず、行える良い食習慣だと思っています!ちなみに、この理論でいけば、低GI値の間食はできるだけ摂ったほうが良いということになります。ずっと空腹状態で、いきなりラーメンとか、パスタとか最悪ですもんね。ちょこちょこ、低GI値の食品を口にすること、これは誰もできる良い健康法になりませんかね?

参考:血糖値の急上昇を防ぐ間食のススメ!「ながら食べ」を開発?(食べ方順番ダイエット応用編)

内科医が語る35歳からの若さと健康への7大法則(中)

内科医が語る35歳からの若さと健康への7大法則(中)

さて、中巻は、いわゆる真面目な「下ネタ」が多いのですが、ウンコについて取り上げてみようと思います。

健康のためにウンコを確認すべし

うんこの状態を確認することは、健康のために欠かせない習慣です。うちの叔母から、繰り返し教わりました。実際に、糖質を食べ過ぎると、私はすぐに軟便になりますし、食生活が乱れてくるとすぐに便に出るので、早めに修正できています。過去にブログに、ウンコな記事?もたくさん書いています・・・。
参考:どうしたら若者は「観便」(便の観察)をするようになるのか?うんこゲーム「うんコレ」の将来性を考える。
参考:腸内環境を映し出す!理想的なウンコ(便の状態)と健康度のチェック方法

著者もウンコの研究に励んでいるそうですが、面白い記述を発見。私の実感とは異なるという意味で、興味深いです。

肉食でウンコは臭くなるのか?

「 ところで便秘しても、大腸のなかで悪玉細菌が大活躍して臭くなります。また、ストレスや過労でも悪玉菌が増えるのでウンコは臭くなるのです。ストレスによって腸から分泌されるカテコラミン(ドーパミン・ノルアドレナリン・アドレナリン:下巻参照)が腸内細菌に直接影響を与えるというのも理由の一つです。

もちろん腸内細菌は食べ物にも大きく影響されます。食物繊維の少ない食事で善玉菌が減ると悪玉菌が増え過ぎて、臭くなってしまうわけです。  臭いは食べたもので全然違うので、毎日変わります。臭い時は前の日やその日に何を食べたかをよく思い出すといいのです。ちなみに、私は低糖質ダイエットに挑戦したことがあります。葉っぱ野菜とお肉ばかり摂ったのですが、おならがあまりに臭いので、2-3日だけですぐに止めました。自分のおならの臭いに耐えられませんでしたね。家族も耐えられなかったみたいです(トホホ)。」

著者は、肉食に偏るとウンコが臭くなる、その理由は悪玉菌が増えるからだと述べていますが、私の実感からするとこれは逆。むしろ糖質が続くほど、ウンコの状態は悪くなります。糖質制限→MEC生活になってから、確実に私の腸内環境は改善し、眼に見える成果としては、トイレットペーパーの消費量が激減しました。スルッと大きなウンコが出るようになったからなんですね。しかも、ほぼ無臭です。これは、MECに代表されるような、極端な肉食の結果で・・・著者の経験とは正反対です。
参考:MEC(糖質制限)で長年悩んできた過敏性腸炎の症状が消えてしまった。

おそらく腸内環境は日常食べているものによって形作られるのだと思います。私の場合、MEC生活が長い(2年)ので、すでに腸内は肉を分解する腸内環境になっているのでしょう。逆に糖質が続くと、完全に便がおかしいです。
参考:腸内細菌のバランス説が有力。久々におにぎり(糖質)を食べたら下痢になってしまった話。

お肉を食べるとウンコが臭いというのはよく言われる話ですが、実際には違う可能性もあるなと。この辺は異論がありました。

まあ、どっちでもいいんですが、自分のウンコで腸内の状態をチェックできるというのは素晴らしいことですね。こんな本も買って、ウンコの研究に励んでいます。著者も、私も、ウンコ大好きという点では共通しています。


できる男はウンコがデカい (宝島社新書)

さて、すっかり、ウンコの話になると熱くなってしまいますが、中巻の「下ネタ」は非常に面白かったです。さて、下巻からは・・・(まだ下巻がリリースされていませんので、リリースされたら、このページに追記していこうと思います)

まとめ

35歳からの健康法則ですが、(上)(中)とシリーズものになっています。この書評を書いている時点では、まだ、下巻が出ていません。下巻が出たら、すぐに読んで、書評をまとめてしまおうと思います。真っ当な健康本で、こういう知識を楽しんで学べるというのは素晴らしいと思います。私も糖質制限に出会っていなかったら、健康には無頓着なままだったと思います。35歳より前に、こういう知識に出会ってよかったよ。

おすすめです。


内科医が語る35歳からの若さと健康への7大法則(上) 内科医が語る35歳からの若さと健康への7大法則

上巻目次

第一章 インスリンの秘密を知って若さと健康を手に入れる 
 早老がイヤならインスリンのことを知っておこう 
 インスリンって何をするの? 
 インスリンで太るし、老化するって本当? 
 日本人であること自体が危険?-インスリンを出す力が少なめな人、インスリン量が多過ぎる人 
 ブドウ糖は必要だが危険な諸刃(もろは)の剣 
 さっき食べたばかりなのにもう空腹 
 あなたはキレませんか? 
 グリセミック・インデックス(GI) 
 インスリンをたくさん出さないための6箇条 
第二章 体の癖を知って、若さと健康を手に入れる 
 太っているのはあなたのせいじゃない 
 遺伝的に太りやすい場合 
 誰にでも太りやすい時期がある 
 意思の力では食欲は管理できない 
   恐怖の袋食いを止められないのは味のせい 
   情報でも食べたくなる 
   ストレスでも食べたくなる 
   アルコールでも食が進む 
   仕事のせい 
   睡眠不足のせい 
   ゆっくり食べる時間がないせい 
   自分はどのタイプ? 
 自然に食べ過ぎを抑え、太らないようにする8箇条

付録:目に浮かぶようにわかるメタボの現実 
 メタボって本当は何? 
 あなたは大丈夫? 
 どうしてほっていてはいけないの? 
 どうして合併症が起こるのか? 
 合併症の具体的な症状


内科医が語る35歳からの若さと健康への7大法則(中)

目次

中巻目次
第三章 寝はじめてすぐにぐっすり眠って若さと健康を手に入れる 
あなたの睡眠を診断してみよう 
 世界でもトップクラスの短時間睡眠 
 不眠は悩みのせいではない? 
 暗くなってから量が増えるメラトニン 
 メラトニン不足が招く直接・間接の問題 
 睡眠に悪影響を与える習慣 
 寝室や布団の環境はどうですか? 
 お昼寝をしよう 
 寝始めにぐっすり眠るための15箇条 

第四章 ウンコの秘密を知って若さと健康を手に入れる 
 いつウンコをしたか、覚えていますか? 
 自分のウンコを見てみよう 
 今日は何色? 
 自分のウンコの重さを知っていますか? 
 臭いはどうでしょう? 
 なぜ便秘が問題になるのか 
 いいウンコのための6箇条 
 
第五章 男性の朝起ちは、女性のお肌の調子と同じ意味がある? 
 男性にも更年期障害があるってほんと? 
 朝起ちがなくなってしまうことは危険! 
 EDも気軽に相談を 
 おちんちんから老化を予防するための3箇条 
 お化粧の「のり」はやっぱり大切 
 女性のお肌の調子も健康の目安 
 お肌の調子は生理周期とともに変化する 
 お肌から老化を予防するための3箇条 
 
 付録2:日本人の2人に1人がなるガンの現実 
 日本の死亡原因の第一位 
 あなたにガンは関係ない?関係ある? 
 ガンって遺伝じゃないの? 
 ガンは高齢者の病気じゃないの? 
 ガンってどんな症状があるの? 
 治せるガンならまぁいいじゃないか? 
 かかりやすいガンと亡くなりやすいガンは違う 
 治療にどの位費用がかかるの? 

付録3:あなたもなっちゃうセックスやキスでうつる病気 
 セックスやキスで移る病気はいっぱい 
 どうやってうつるの? 
 どんな人が要注意? 
 何が怖いの?どんな症状? 
 じゃぁ、どうすればいいの? 
 子宮頸ガンワクチンって? 
 子宮頸ガンワクチンの問題点 
 性病の治療費は? 
 性病なのに治療しなかったら? 
 教育が全て 

付録4:男子の本懐 腹上死の秘密 
 腹上死は本望? 
 どんな条件がなりやすい? 
  男性
  浮気 
  メタボの場合、メタボなのに自分で気がついていない場合 
  若い人?ひと歳とった人? 
  アルコール 
  バイアグラを使う 
  体位

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