カラダシホン日記

主に食べることと、生き方のブログです。

「病院に行くべきか」どうかを見極める3つのポイント!医師に依存しない!自分で考える力を磨こう。

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私は病院大嫌いです。ここ数年、具合が悪くて病院を受診したことはありません。薬も3年は飲んでいないと思います。

こだわりがあるわけではないのですが、薬を飲むほど具合悪くないし、病院に行って診断してもらうほどではないと思えるからです。また、病院にかかれば、望まない治療(実は無意味・副作用がある)を受けるように強制されるのではないかという恐れもあります。医師の提案に逆らうというのは普通の人はなかなかできないものです。

とはいえ、何があっても病院には行かないというのも偏っている気がしますね。「病院に行くべきか」を見極めるポイントを「後悔したくなければ「医者のいいなり」はやめなさい 」(名郷直樹)氏の本から明確に見つけられましたのでご紹介したいと思います。私の迷いもとれました。

初診の9割は「取り越し苦労」

ちょっとした不調だったら、放置しても大丈夫と言えるエビデンスがあります。名郷氏が紹介しているデータが興味深いです。ちょっと長いですが、引用したいと思います。

「聖路加国際病院院長の福井次矢先生は、ある興味深いデータを残しています。それは、 「1000人のうち、1カ月間にどのくらいの人が体調の異状を訴え、最終的に医療機関にかかるのか?」をテーマにした調査結果です。そのデータによると、1000人中862人が1カ月の間に体調不良を訴え、医療機関を訪ねるのはそのうち307人。入院が必要とされたのは7人だけで、大学病院に入院するのはさらに少なく0・3人です。」


「この数字をもう少し詳しく見ていきましょう。体調不良のあった862人のうち555人は医療機関にかかっていないわけですが、多くの人は「これくらいなら大丈夫」と正しく判断できていたわけです。逆に医療機関にかかった307人のうち入院が必要でなかった人が300人で、こちらの大部分は取り越し苦労だったことになります。このように見ると、医療機関にかからなかった人たちの大部分の行動は正解で、かかった人の大部分は不正解だった、と解釈することも可能です。つまり、「あれ、何かおかしいぞ」と思って急いで病院にかかったけれど、結局は「ただの取り越し苦労だった」というケースが圧倒的ということです。 少しでも症状があると、何か重大な病気が隠れているのではないかと心配になりますが、エビデンスはそうではないことを示しているのです。」

やみくもに病院に行かないことを勧めているわけではありませんが、エビデンスをベースにして考えると、少しの不調で病院に行っても意味がないといえる可能性は高いのです。もちろん、深刻な病変が見つかることもありますので、一概には言えないのですが、可能性の問題でいえば、それは低いと。エビデンスを引っ張り出してきて論じればという条件付きですが、頻繁に病院に行く必要はないといえるでしょう。

ふつうはエビデンスというと、治療の根拠として使われることが多いですが、真逆の結論も引き出せるわけですね。

以前読んだ「心配学」という本では「みんなが見たいと思わなければ視聴率は取れないので、テレビや新聞のニュースでは、よくあることをあまり見ることはないけれど、珍しいことは頻繁に目にする、という不思議な現象が起こる」とのことです。

心配学?「本当の確率」となぜずれる?? (光文社新書)

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センセーショナルな情報が大々的に語られます。病院に行ったら、こんな病が発見されて、一命をとりとめたというようなドキュメンタリーは多いと思います。しかし、実際には病院に行ったものの「なんだかね~、とりあえず経過観察でもしますか」ということのほうが圧倒的に多いわけですね。まあ、これなら、とても、ドラマにはならない展開ですね。でも現実はそういうことが多いわけです。

このことが分かっていても、いざ、家族が不調を訴えたりすると「病院に行け」と強く促しちゃったりしますよね。私もそうしてました。ちょっと反省ですね。自分自身で判断できるように助けなければなりません。

病院に行かないリスク・行くリスク

「医者にかかって相談するというのも悪くはありません。ただその相談の仕方はとても難しい。検査をしなければ重大な疾患を見落としてしまうリスクが大きくなりますし、検査をすると、今度はあらぬ病気の疑いをかけられて検査漬けになるリスクもあります。この2つのリスクのどうバランスを取るか、ここが問題」


「病院に行って診てもらえば、病気かそうでないかがわかる」多くの人はそう考えるでしょう。しかし、病気かそうでないかを100%見極める簡便な検査は、残念ながら多くの場合ありません。それどころか、検査をすることで、本当は心配するような病気ではないのに、さまざまな可能性を考えて、何かしらの病気をあてはめられてしまうケースも少なくないのです。つまり「本当は放っておいても大丈夫だったのに、病院に行ったばかりに疑いをかけられ、飲まなくてもいい薬を飲まされることになった」ということも起きるのです。 」

病院に行かないことにも、行くことにもリスクがあります。特に行くことのリスクは見過ごされがちです。医療批判本などをけっこう読む私としては、すでに病院に行くという選択肢のほうが少ないのですが、多くの場合、何の疑いもなく病院にかかる人のほうが多いと思います。家族や身の回りを見るとそうです。でも、実際には大したことがないのに、薬を出されたり、検査で実は無関係な病変が発見されたり、面倒なことになることも多いのです。

特にがん検診などでは、この傾向が顕著で、なかなか恐ろしいところです。健康診断・がん検診を受けるべきかに関しては迷いがあります。がんを放置して悪化してしまうリスクより、見つけられて余分な治療コースに乗っちゃう恐れも感じます。

健康診断は受けてはいけない (文春新書)

健康診断は受けてはいけない (文春新書)

まだ、自分なりに、この点、答えが出ていません。少なくとも、血液検査のように客観的にデータとして自分の健康状態は把握したいとは思っています。
参考:【必見】病院に行かないで血液検査だけしたい

病院に行くリスクも、行かないリスクもしっかり理解した上で、自分の症状を見極める3つのポイントをご紹介したいと思います。これは理にかなっていて、納得できるものでした。

「病院に行くべきか」どうかを見極める3つのポイント!

① 症状のはじまり方
② 今までに経験した症状かどうか
③ 時間の経過によってよくなっているか悪くなっているか


「突然起こり、今までにないような症状で、徐々に悪くなる、というような時はすぐに医者を受診しましょう。それが、重大な病気で手遅れになる危険を減らします。逆に、徐々に始まり、今までにあったような症状で、だんだん悪くなるわけではないというのであれば、そのまま様子をみるのも悪くない選択肢です。」

これは分かりやすいですね。基本は「経過観察」です。

突き詰めると、近藤誠氏の「がん放置」も同じ考えだと思います。近藤氏は、放置しても大丈夫なものは大丈夫、ダメなものは何をやってもダメと言い切っています。

がん放置療法のすすめ―患者150人の証言 (文春新書)

がん放置療法のすすめ―患者150人の証言 (文春新書)

極論に思えないこともないのですが、エビデンスに基づいて考えれば、治療を受ければ確実によくなるというものではないこともわかります。

例えば、私も、お腹に「しこり」があるように思えて気になっていたのですが、もう2年も同じ状態ですし、悪くなっていないのは明らかです。多くの意見では「剣状突起」と呼ばれるものだそうです。
tosituseigen.hatenadiary.jp

まあ、腹部のガンで手に触れる状態になってたら、もうすでに終わってますよね。それならそれでよいのですが・・。

余分な検査や治療を受けることを考えると、このまま経過観察でもよいかと思えます。そもそも、2年前に、腹部のしこりを感知し、体調が悪く「慢性膵炎」を自分なりに疑いました。どうせ、治療を受けるなら、自分で、食生活だけでも変えようと思ったのが、このような健康への追求の始まりで、結果として、体重は10キロやせて、腸や鼻炎など様々な不調が解決しました。

病院に行けば、膵炎と診断されたかもしれませんが、薬を出されてそれを飲み続けていたら、今の私の状態は無かったかもしれません。そもそも、膵炎の場合の食生活は「脂質厳禁」「炭水化物中心」ですから、これまた、ずいぶん違う人生になっていたはずです。病院に行くか行かないかも一つの岐路であることは間違いなさそうです。

どんな選択にせよ、患者は自分で決定していかねばなりません。

まとめ

医療の選択に関しては結局のところ、自分自身でリスクをとる覚悟が必要です。病院に行かないことにも、病院に行くことにもリスクがあります。どちらにせよ、自分で決定したのであれば、納得がいくことでしょう。より自分の体調に自覚的になり、自分の体に対して、責任感を持ちたいと思いました。

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