カラダシホン日記

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我が家では断念!でも面白い! (書評)皮も根っこもまるごといただく奇跡の野菜だし「ベジブロス」

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これはすごい!と思い、すぐにやってみたくなった本があります。野菜を少しも無駄にしない、しかもファイトケミカルがこれでもか!というほど摂れるきわめて優れた方法です。サプリなどに頼るのではなく、できる限り、あるものを上手に使うというこの発想は大好きです。

皮も根っこもまるごといただく奇跡の野菜だし ベジブロス――ファイトケミカルで免疫力アップ!

皮も根っこもまるごといただく奇跡の野菜だし ベジブロス――ファイトケミカルで免疫力アップ!

「ベジブロス」は奇跡の野菜だし

「ベジブロス」という言葉は、開発者のタカコ・ナカムラさんの造語です。ベジタブル(野菜)+ブロス(だし)から来ています。非常にユニークなのが、野菜といっても、野菜のくずを使って煮込むという独特の手法を使うことです。もともとは、ホールフードの考え方から、根も葉も種も皮も捨てないで有効活用しましょうというところからスタートしたようです。25年以上前ということですから、まだファイトケミカルブームが沸き起こる、かなり前のことです。

時代の先取りでした。まさに「開拓者」といってふさわしいでしょう。
参考:開拓者 タカコ ナカムラ [takakonakamura.com]

ファイトケミカルがとれる「ベジブロス」

なんといってもベジブロスが素晴らしいのは、捨ててしまっていた野菜の各部からファイトケミカルが摂れること。

そして、なおかつ、この食べ方だからこそファイトケミカルが摂取しやすいのです。野菜に豊富に含まれるファイトケミカルは固い繊維素(細胞壁)に囲まれた植物細胞に多いと言います。実は、ファイトケミカルは、野菜ジュースにしたくらいではなかなか摂取できないのだとか。ところが、出汁を作る目的でしっかり煮だすと、ゆで汁の中に、豊富にファイトケミカルが入るのだそうです。

例えば、玉ねぎの皮やヘタには「ケルセチン」が、にんじんの皮や成長点には「B-カロテン」が、セロリの葉には「アピイン」が、長ネギの青い部分には「クロロフィル」が、しいたけの軸や石づきには「B-グルカン」が含まれます。だいたい、全部、生ごみで捨てるような部分に、豊富にファイトケミカルが含まれるわけですね。これをまとめて煮込むだけで、野菜だしが出来上がります。

この節約思想、なおかつ、サプリよりもはるかに健康的にファイトケミカルが摂取できる、この調理方法に私はすっかり惚れてしまいました。すぐにベジブロスを作ろう!(・・・と、奥さんに持ちかけました。)が、しかし・・・我が家ではあまり、ベジブロスを作る機会が無さそうです。というのも・・

我が家の「ベジブロス」実践の問題点

冷静な奥さんですので、問題点を2つ指摘してくれました(くそ~)。

1:野菜の皮などの農薬が心配
これは私もふと頭をよぎりました。農薬の残留は野菜の皮などに多いとよく聞きます。その部分を集中的に食べて大丈夫なのかな?という疑問がひとつ。ベジブロスを読むと、中村氏は、有機野菜(農薬を使わない)を主に食べているとのことです。これは少しハードルが上がりました。もし、我が家でベジブロスをやるなら、安い中国産野菜ばかりを買っているので、リスクが少なくないかも。

こういう洗浄剤でも使うしかないかもしれません。ちなみに、ちゃんと家にあります。

そして、もう一つは、我が家の食生活の根幹をなすものでした。

2:野菜くずがほとんど出ない
我が家は、もう1年以上、MEC生活を実践しています。まあ、それほど、厳密にやっているわけではありませんが、野菜よりにも肉の消費のほうがはるかに多い現状です。MEC生活をすると、だいたいそうなるでしょう。

「野菜中心」をやめなさい ~肉・卵・チーズのMEC食が健康をつくる

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そこで、気が付くと、MEC生活を実践する我が家の場合、たくさんの種類の野菜くずが出るということが、滅多にないのです。野菜を食べないわけではありませんが、わりと単品で食べることが多く、たくさんの野菜くずは集まらないのです。野菜くずを、ずっと貯めておくわけにいきませんしね(腐敗しちゃうから)。我が家ではなかなか、これ難しいよ。というわけです。まあ、台所を仕切る奥さんがいうならしょうがないですね。

まとめ

ということで、奥さんのツッコミであえなく沈没しましたが、健康食品としては、発想も、その効果も素晴らしいと言える調理法だと思います。これまで、野菜くずを捨ててきた人は、ぜひ、ここで一念発起して、ベジブロスにチャレンジしてほしいです。カレーを作るときとか、ドサッと野菜を使うときに、ベジブロスやってみたいですね!(我が家は奥さんの協力にかかっているので、そこらへん頼んでみようかと思ってます)

皮も根っこもまるごといただく奇跡の野菜だし ベジブロス――ファイトケミカルで免疫力アップ!

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参考にできる本

この本(ベジブロス)の中には、ファイトケミカルの提唱者として名高い高橋弘氏との対談も載せられています。高橋氏はファイトケミカルスープという、玉ねぎ、にんじん、かぼちゃ、キャベツの4種類を煮込む「ファイトケミカルスープ」を提唱しています。高橋氏の臨床では、抗がん剤を使って白血球が減ってしまった患者さんに、1日3回200mlのファイトケミカルスープを飲ませたところ平均43%、白血球が増加したそうです。白血球は免疫力と、ほぼ同義ですから、抗がん作用があると高橋Drは言い切っています。

がんにならない!  ファイトケミカルスープ健康法

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ファイトケミカルスープも素晴らしいですが、野菜のどの部分も無駄にしないという考えからすると、「ベジブロス」に軍配があがりそうです。

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